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第 335話
(日本民間故事 335)
元旦長者

元旦長者
金斧公

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、あるところに、とても貧乏なおじいさんとおばあさんが住んでいました。
到好久以前這就又是一條地方住一對好窮的公婆。

ある大晦日(おおみそか)の事、おじいさんがおばあさんにたずねました。
這天是大過年的年尾、因為㫘錢、公就這麼對跟婆子討論了。

「ばあさんや、わしらはこの一年間、汗水たらしながら頑張って働いてきた。それで、お金はどのくらい貯まったんだ?」
婆子??我們錢啦?為甚麼我們种了一年的地到頭來今天一分不剩啦?

するとおばあさんは、床下に隠してあった、お金の入っているつぼを取り出して中身を数え始めました。
公啊!你錢都到我手上收到的哦!我們有!不是一分不剩的!婆子這就過幫地板一翹、提上來一條壺。

「おじいさん。三百文ばかりありますよ」
公!你看有三百文勒!明天過年夠的。

「そうか。あまり贅沢は出来んが、それで正月の用意を買うとするか」
那我們買點甚麼啦?好不容易過次年這次就瀟灑一回、我們整點肉回來啊?

おじいさんはお金を受け取ると、町まで続く雪道を歩いて行きました。
外面這還下到大雪的、公簑衣斗笠一批、佩到婆子過自己的錢上街採購年貨去了。

その町までの途中に地蔵堂があったのですが、雪の重みでお堂が壊れてしまって、中のお地蔵さまたちが雪に埋まっていました。
剛好經過上街途中的一菩薩廟、公看這雪下的好大、都稀爛的破廟就被壓到更加稀爛了、就連裡面的一些個菩薩像也早就被雪埋了去。

「ああっ、これはもったいないことだ」
這除非等雪自己溶啦、唉、算了。

おじいさんはすぐにかけよると、雪の中からお地蔵さまたちを掘り出しました。
公就想到至少這明天就過年了、這也讓這幾個菩薩重見天日啦、都這個時候了讓人眼睛被捂起來莫不是太好噢。

しかし雪はどんどん降ってくるので、このままではすぐにお地蔵さまたちはまた雪に埋もれてしまいます。
公這就刨了一陣雪看到別個小菩薩像漏頭了、但這屋頂也是條露天的傢伙、看這雪勢肯定又是不免分分鐘被掩了。

「困ったな。わしの力では、壊れたお堂を直す事は出来んし・・・。おおっ、そうじゃ」
這頂子要修啊、除非、但我也不可能專門跟你搞這事撒。

おじいさんは急いで町に行くと、有り金全てを使って赤いずきんをいくつも買いました。
公想上街跟菩薩小人們買斗笠、但是一問價格才曉得自己這三百文還就只夠買一些個帆布。

そして再びお地蔵さまたちのところへ戻ってくると、買ってきた赤いずきんをお地蔵さまたちの頭にかぶせてやったのです。
好啦、這就錢都跟公這麼到用去了、等人又回到了破廟、一個個菩薩小人腦鬠上面幫人套塊帆布就當是條紅頭巾、就也不曉得這東西對雪能有條甚麼用撒。

「地蔵さま。せめて、これでがまんしてください」
估計也是你媽㫘用咯、也就只能當成是個心裡作用。

でも、お地蔵さまの数が多くて、ずきんが一つ足りません。
而且這小人菩薩太多、公發現自己一個一個還不夠的、這就還有一個遺孤獨到的。

そこでおじいさんは自分がかぶっていた笠と蓑を脱ぐと、最後のお地蔵さまに着せてやりました。
公一想、對頭自己有哦、斗笠跟人一戴、簑衣梁上當條茅草一鋪、這至少又是可以稍微防點雪了。

「ああ、これでいい」
哎喲喂!冷死爹啦、快你媽回去。

おじいさんはにっこり微笑むと、手ぶらのまま家に帰ったのでした。
婆子這過就看到公帶到自己的三百文空手而回、身上的盔和甲還也被人扒了去、而且人還冷感冒了。

「あら、おじいさん。どうしました、雪まみれで」
公啊!!你這是去打仗了啊?被土匪搶了?

おじいさんはおばあさんに、今日の出来事を話してやりました。
不是的哦!是碰到菩薩了!
公這就幫自己今天作的一系列事都跟婆子一交待。


「そういうわけで、正月の用意を何も買ってこんかった。ばあさん、すまなかったな」
馬上就又開始認錯講自己幫錢都瞎雞巴用完了、今天還是繼續吃包谷跟紅薯啦。

するとおばあさんは、にっこりと笑って言いました。
而婆子也㫘去怪罪公。

「それは良い事をしましたね。なあに、お正月の間、何も食べなくても死にはしませんよ」
算了、我還講三百文有好多咯、原來這年頭錢也不值錢了哦、幾塊帆布就全用完了、用了就用了吧、反正也就是幾個撿廢品的錢、那公你明天早上山上面摘點菌子去啦、這屋裡碳都完了還莫講包谷和紅薯了。

その夜、二人は空腹のまま眠ることにしました。
就這樣子公婆兩人直接上床睡覺等明天早上山上面挖點甚麼去了。

さて、真夜中になると、どこからか『ごろごろ』と大木をひく様な音がしました。
但這就晚上兩老睡床上、而門外頭啦、是有施工大隊大半夜跟你馬路搶修、滴答滴答狂響。

その音に、おじいさんとおばあさんが目を覚ましました。
這聲音就硬是嘈得公婆兩人睡不著覺。

「ばあさん、あの音は何じゃろう? 正月早々、長者の家の若者たちが木をひいているのかな?」
我日!!這半夜是哪個的??半夜也你媽的放炮仗啊??我穿雙鞋子下床看下子去啊?

「そうですね」
你快去、喊他莫搞這狗雞巴案子啦!!算啦、走我們一起。

二人が話し合っていると、その音がだんだんこっちに近づいてきました。
兩老這就一起下了鋪去看門外這到底是搞了甚麼啦、為甚麼你媽動靜得那麼大。

やがて家の外から、誰かが声をかけました。
一開門、見鬼了、先是別個跟自己打的招呼。

「じいさま。じいさま。赤いずきんと笠と蓑の礼を持って来たぞ。ここに置いておくから、朝になったら割ってみろ」
老杆子啊!!爹是來感謝你今天白天的斗笠來的!!還有你的那些個狗雞巴頭巾!雖然是一點㫘狗雞巴卵用、但斗笠是可以的!我這不是跟大家當代表跟你屋送溫暖來了啊?你看外面的這些個傢伙都是跟你們過的、東西已經到了、我就先走了啊?

声はそう言うと、どこかへ消えていきました。
菩薩怕路遠天亮之前走不回到時被人發現、跟到送完快遞也和其他菩薩一起快點回去廟裡面過年去了。

おじいさんとおばあさんが外に出てみると、家の前には一抱えもありそうな大木が置いてあり、遠くにはおじいさんがかぶせた赤いずきんと笠と蓑を着たお地蔵さまたちが雪道を帰って行く後ろ姿が見えました。
公婆這就看到了啦、這真是別個跟自己送溫暖來了、也不曉得是從甚麼地方砍了一根樹跟你從山上拉下來的、但這當柴火燒吧、你他媽樹太大拖不進屋啊、公又觀這黑暗中的雪上腳印、盡頭處還就真是一條斗笠的代表兼到牽一隊紅頭巾的義工了。

翌朝、おじいさんはおばあさんは、お地蔵さまに言われたように家の前に置かれた大木をオノで割ってみました。
這就白天啦、有根木頭也好啦、這下雪天正冷、等下用這柴火煮點蘑菇燉到也好撒、公斧頭一提準備劈木頭去整點柴火進屋了。

すると大木の中は空洞で、中から大判小判がざくざくと出てきたのです。
這就一斧頭一揮、好傢伙、你媽空心的!!這你媽是被啄木鳥蛀空了啊?!看來菩薩門人小小只能是選根輕點的才拖得動哦、繼續劈、空心的也省力撒、還是要感謝人家一份心、但就這一下、公斧頭被彈開了。

「ああ、ありがたい。地蔵さま、ありがとうございます」
甚麼卵??這又是實心了的?不對啊?這裡面是黃金啊!!!感謝菩薩啊!

こうしておじいさんとおばあさんはそのお金でお金持ちになり、人々から元旦長者と呼ばれて幸せに暮らしたのでした。
就你媽這麼到、公一下變成了你媽的超級有錢人、後面是連請工人師傅們翻修破廟的工錢都出得起啦、村人就講別個有錢了還不忘作好事、又聽他是元旦這天一夜爆富、而且是一斧頭劈出來的、就都過喊他金斧公了。

おしまい
结束

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