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第 344話
(日本民間故事 344)
サバ大師

サバ大師
強行套魚

日本語 ・日本語&中国語

徳島県南部の八坂山鯖瀬大師堂(やさかざんさばせだいしどう)という寺には、右手にサバを持った弘法大師の石像があるそうです。
就講到德島縣南部的八阪山這就不山上面一座和尚廟修到的啊?而這廟中啦他的一副菩薩像就比較有味了、這是一條石雕的和尚、而這傢伙的手中則是正提到一尾鹹魚、首先講這和尚他人就是即身佛弘法大師。

これは、それにまつわるお話です。
這還是大師之前的一條古老傳說。

むかしむかし、旅の途中の弘法大師が歩いていると、向こうから馬のたずなを引いた男がやって来ました。
到好久以前啊這大師就雲遊天下、到處走到處走、正就是這條走到走到的時候對面來了條牽到馬的男的和大師有緣擦身。

馬の背中のかごには、たくさんのサバが乗せてあります。
大師為見其貨先聞其味、聞這批味道大師就曉得了、臭卵脬翻天、這肯定就是一麻袋鹹魚㫘錯拉。

それを見た大師は、馬方に頼みました。
大師想了是一袋鹹魚、對到人貨車司機講話了。

「馬方さん。すまないが、わしにサバを一匹だけでも分けてくださらんか」
師傅!卸條魚跟老弟我來只啊?我幫你這車罪孽唸經超度下!

そう言われた馬方は、大師をジロリとにらんで言いました。
馬夫一想、我超你媽啊?爹看你分別就是想騙老子的魚、老子吃魚天經地義、超你媽的度。

「なに! ただでサバをくれと言うのか!? なんと図々しい生臭坊主じゃ! このサバが食いたいのなら、金を出せ。そうすりゃあ、いくらでも売ってやろう」
過錢!!過我錢爹就過你魚!想白嫖門都㫘得!不可能!操你媽!假和尚還你媽想吃魚!

「いやいや、わしは仏に仕える身。サバを食べるつもりはない」
老哥!!我不是想吃魚啊!我講是超度就是超度、我騙你不得好死啊!

「なら、どうしてサバが欲しいんじゃ」
那你他媽不吃超度完了之後魚要怎麼處理啦?老子看你講的話有味調查下子你啦?

「それは、ただ一匹のサバでもよいから海へ戻してやる心によって、亡き人々の菩提(ぼだい→死後の冥福)をお願いしたいと思ったからじゃ」
是這麼到的、我啦這就幫魚往海裡面一放、這麼到我積德你也積德、這善業不就有的啊?這一條魚的功德也是功德啦、放心、那些你㫘放的魚也是功德、這無上淨業即是無上罪業與無上善業、殺與救同功啊。

「ふん! うまい事をぬかす坊主じゃ。だがどっちにしろ、金を出さんのならサバは一匹たりともやらん!」
甚麼狗雞巴?老子聽你媽的不懂、你覺得這魚讓你痛啦那你就花錢買、買了你就不痛了、你要曉得你救這魚是為你自己、而不是魚、今天不是這魚痛、而是看到這魚的你心到痛、魚痛不痛管你條雞巴事、重點是你痛了、講白了你就是為了想讓自己不痛而救你自己、你就是自私所以只想到你自己!你根本就只在乎你自己!魚你媽條狗雞巴、要魚那就過錢、不然你他媽就繼續痛、反正老子舒服!

馬方は舌うちをして、通り過ぎようとしました。
這你媽是甚麼歪理、人馬夫只認錢不認人連大師一個薄面都不過、而大師身上從來也都是不帶分文啦。

するとその後姿を見ながら、大師がこんな歌をよみました。
就這麼到、擦身、人法師望向別個棄己而去的背影啦、又講話了。

♪おおさかや(大阪や)
♪やさかさかなか(八坂坂中)
♪さばひとつ(サバ一つ)
♪たいしにくれで(大師にくれて)
♪うまのはらやむ(馬の腹病む)
小夥子!!你媽得胃病的!要死的!不對!是你的馬!

すると不思議な事に、馬方の馬が腹痛を起こして動けなくなったのです。
但馬夫瞭都不瞭法師一眼、腦鬠都不轉走了、而這一下馬嘶了、真你媽倒地不起肚子漲氣得胃病了。

馬方は立ち去る大師の姿を振り返り、じっと考えました。
馬夫這過一下你媽轉頭了、這就是你媽看到人大師離自己遠去的背影了、一下腳色你媽互換了、想你媽不通啦、甚麼卵?!

「さては、あの坊さん。とても偉いお坊さんでは。・・・お大師さま? そうじゃ、確かにお大師さまじゃ!」
操你媽??活見鬼啊?他怎麼得曉得老子的馬得胃病了?他跟老子得的?不行!快追!大師!大師啊!!

馬方は大師の前まで駆け戻ると、サバを差し出して言いました。
馬都不行啦、男的幫貨一卸減輕馬兒負擔自己是背到一袋子魚堵大師路去了。

「お坊さまは、お大師さまでございましょう。先ほどは、わしが悪うございました。どうか許して下さい。馬が動けんでは、わしは明日から食べていけません」
大師傅啊!!你是怎麼曉得我馬有問題的哦?你既然都看得出來那肯定是你媽的有解啦?謂難不成是你幫我變的?今天算我他媽遇了鬼、這麼到、你講醫藥費好多咯、我身上也㫘錢、可以就用這些個魚抵、這我馬不能死了啦、我還要靠他吃飯的。

すると大師はニッコリ笑って、また歌をよみました。
這一下大師笑了、人是好開心、畢竟奸計得逞啦。

♪おおさかや(大阪や)
♪やさかさかなか(八坂坂中)
♪さばひとつ(サバ一つ)
♪たいしにくれて(大師にくれて)
♪うまのはらやむ(馬の腹止め)
這麼到、我也就還是收你一尾魚、但有可能得後遺症哦?我這是死馬當活馬醫、完全康復不擔保啦。

大師の歌を聞いた馬方は、先ほどの歌と今の歌が同じに聞こえたので、あわてて言いました。
聽到自己馬就算救活了也只是一條植物馬、那這植物馬還有條狗雞巴用哦?等下山都下不了、自己還要扛條馬回去啊?

「お大師さま、どうか許して下さい! サバは全部差し上げますので! さっきと同じ歌では、馬が死んでしまいます!」
莫莫莫!植物馬搞不得的、這一頓馬肉火鍋划不來啊、雖講是一條魚換的、不對啊?好生一想我還倒虧一條魚啊?先不管了、大師、這麼到、我幫所有魚都交你身上、你這就都放生了積大德、這就我馬也被你救了你德就更大、我馬一好我也就有救了、我一救我這全家老小也就有了、大師傅、這是無上功德啊!

すると大師は、首を振りました。
但是大師只是幫腦鬠一搖。

「いやいや、決して同じ歌ではないぞ。その証拠に、馬を見てみなさい」
善業為業惡業亦為業、有區別?更何況我要作那麼多好事搞甚麼啦?這積惡不夠照樣不能證果啊、你這活馬跟死馬也無須差別、都是一樣啦。

馬方が馬を見ると、さっきまで苦しんでいた馬が立ちあがり、元気にいなないたのです。
馬夫這一下人又是懵逼了去、這死馬能跟你活馬一樣條卵子啊、人都要癲、但就突一陣馬嘶、男的轉身回望、馬竟是能起身已經站起來了、回頭再看大師當下、又是感覺自己全懂了。

「お大師さま、ありがとうございます! 約束通り、サバは全部差し上げます」
直接就是這一句感謝大師。
感謝大師啊!!我怕了你、我懂了!這袋子魚我今天不賺了、破財消災、小本生意、你這大仙以後莫在光顧我就知足了。


「いや、それでは馬方さんも生活が困るだろう。サバは一匹でよい」
不行!我講只要一條就是一條、我是佛、你是眾生、懂?到我眼中你就與這尾魚同然、只不過是大了一點、而爹、對所有的螻蟻從來都是一視同仁的慈悲、你這條大魚也要小魚活命啦。

「はい、重ねてありがとうございます」
男的這下心裡都是㫘好話罵了的、但臉上現在也就只能笑兮兮的讚歎大師感恩大師啦。

大師に一匹のサバを差し出した馬方は、大師に何度も頭を下げながら馬のたずなを引いて立ち去りました。
這就五體投地、跪倒地上都不敢起來了、直到大師消失不見去了遙遠的彼方這跪拜之禮才停。

そして大師が馬方にもらったサバを海に投げ込むと、死んでいたサバが生きかえって海を泳いで行ったのです。
就講這大師是一路入海、鹹魚海裡面一拋、好傢伙、這你媽臘肉復活、人鹹魚直接是屍解還陽了。

こんな事があって、鯖瀬の大師堂の像はサバを持っているのです。
就是這麼條日了狗的事、後面被賣魚的馬夫當成是自己見鬼的料到處猛傳、後面大家這都講那傢伙肯定就是弘法大師、這也就是故事一開頭的那尊鹹魚菩薩的由來咯。

おしまい
结束

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