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11月21日のイソップ童話
キツネと大きなヘビ
キツネが、地面にながながとのびてねむっている、大きなヘビを見つけました。
「じつに長くてりっぱだなあ。おれもあのくらい長いといいなあ」
と、キツネは思いました。
そして、自分ものびをすれば長くなるだろうと考え、ヘビのとなりにねて、いっしょうけんめいにからだをのばしました。
「うんうん」とがんばって、むりやりからだをのばそうとしているうちに、キツネのからだがビリッとさけてしまいました。
この話は、自分よりも強いものと競争する人は、無理をしすぎるとあいてに追いつく前にひどい目にあうという話です。
おしまい