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1ねんせいのえどこばなし
ごみ
ある どろぼうが、いえの しゅじんに みつかり、 あわてて にげだしました。
しゅじんに おいかけられて、 とうとう、 かわに おいつめられた どろぼうは、 しかたなく、 かわのなかへ、 ドボンと とびこみ、 はしの くいに しがみついて かくれていますと、 おいかけてきた いえの しゅじんが、 それを みつけて、
「はしの くいに ひっかかっているのは、 ごみか? ひとか?」
と、 いうと、 どろぼうは、
「ごみじゃ、 ごみじゃ」
と、 へんじを したので、 たちまち つかまって しまいました。
おしまい
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