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空海(くうかい)とは?
空海(くうかい)は、俗(ぞく)に「お大師(だいし)さま」の呼び名(よびな)でしたしまれる平安初期(へいあんしょき)の僧(そう)で、真言宗(しんごんしゅう)の開祖(かいそ)である空海(くうかい)は中国(ちゅうごく)から真言密教(しんごんみっきょう)をつたえ、高野山(こうやさん)に金剛峰寺(こんごうみねじ)を開(ひら)いてその教化(きょうか)につとめました。
三密(さんみつ)とよばれる行(ぎょう)の実践(じっせん)によって宇宙(うちゅう)の統一的原理(とういつてきげんり)である大日如来(だいにちにょらい)と一体化(いったいか)することで、現世(げんせ)での成仏(じょうぶつ)をめざす即身成仏(そくしんじょうぶつ)が可能(かのう)であるとの教(おし)えを説(と)きました。
日本各地(にほんかくち)に数々(かずかず)の伝説(でんせつ)を生(う)んだ人物(じんぶつ)で、「きょうの日本昔話(にほんむかしばなし)」や「きょうの日本民話(にほんみんわ)」に出(で)てくるお話(はな)しも、その中(なか)の一部(いちぶ)です。
空海(くうかい)が登場(とうじょう)する、主(おも)な昔話(むかしばなし)。
・ウシになったお坊(ぼう)さん
・足長手長(あしながてなが)