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一つ目(ひとつめ)とは?
一つ目(ひとつめ)は、ひたいに目(め)が一(ひと)つだけの妖怪(ようかい)で、関東(かんとう)・東北(とうほく)では、旧暦(きゅうれき)の2月(がつ)8日(ようか)と12月(がつ)8日(ようか)に訪(たず)ねて来(く)るといいます。
目(め)のあらいカゴを軒先(のきさき)に高(たか)くかかげて、たくさんの目(め)があると勘違(かんちが)いさせて、一つ目(ひとつめ)をおどかして追い返(おいかえ)す風習(ふうしゅう)もあります。
一つ目(ひとつめ)の他(ほか)にも目(め)が三(みっ)つある三つ目(みつめ)や、目(め)が百個(ひゃっこ)ある百目(ひゃくめ)などもいます。
百目(ひゃくめ)の場合(ばあい)、目(め)が顔(かお)だけにあるもの、手足(てあし)にあるもの、全身(ぜんしん)にあるものなど、様々(さまざま)なバリエーションがあります。
一つ目(ひとつめ)・百目(ひゃくめ)が登場(とうじょう)する、主(おも)な昔話(むかしばなし)。
・だんだらぼっち