小学生童話 日本民話の用語集
ふくむすめ童話集 > 小学生童話(しょうがくせいどうわ) > 日本民話用語集(にほんみんわようごしゅう) 食物(たべもの)や生物(いきもの) > ヒョウとは?

ヒョウとは?

ヒョウ

 ヒョウはアフリカ、アジアにひろく分布(ぶんぷ)するネコ科(か)の大型種(おおがたしゅ)で、さまざまな環境(かんきょう)に適応(てきおう)し、野生(やせい)ネコではもっともひろい範囲(はんい)に生息(せいそく)しています。
 成獣(せいじゅう)の体長(たいちょう)は0.9〜1.9m、尾(お)は1mで、毛色(けいろ)はふつう淡黄褐色(たんおうかっしょく)で、黒色(こくしょく)の斑紋(はんもん)があります。
 アメリカのジャガーの梅花状(ばいかじょう)の模様(もよう)とちがって、輪(わ)の中(なか)に黒点(こくてん)がありません。
 また、こい毛色(けいろ)の個体(こたい)のほか、普通色(ふつうしょく)の個体(こたい)にまじって生(う)まれる完全(かんぜん)に黒色(こくしょく)の個体(こたい)もあって、これはクロヒョウとよばれています。

 木登(きのぼ)りが上手(じょうず)で、樹上(じゅじょう)のサルに捕(つか)まえることも多(おお)く、おもに夜間(やかん)に狩(か)りをします。
 獲物(えもの)が少(すく)ないときは、野(の)ネズミやヤマアラシ、ヒヒ、昆虫(こんちゅう)、果実(かじつ)を食(た)べ、1回(かい)の出産(しゅっさん)で1〜6頭(とう)の子(こ)をうみます。

 ヒョウの登場(とうじょう)する、主(おも)な昔話(むかしばなし)

ヒョウのかわのやね

前のページへ戻る