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ドラゴン・竜(りゅう)
ドラゴンとは、西洋(せいよう)の神話(しんわ)で、翼(つばさ)と爪(つめ)とを持(も)ち口(くち)から火(ひ)を吐(は)く想像上(そうぞうじょう)の動物(どうぶつ)です。
爬虫類(はちゅうるい)の形(かたち)で表(あらわ)され、一般的(いっぱんてき)に暴力(ぼうりょく)・悪(あく)の象徴(しょうちょう)とされますが、泉(いずみ)・宝物(たからもの)・女性(じょせい)を守護(しゅご)するという一面(いちめん)もあります。
また、東洋(とうよう)の竜(りゅう)・龍(りゅう)は、すべての動物(どうぶつ)の祖(そ)とされ、頭(あたま)はラクダ、角(つの)はシカ、眼(め)はウサギ、首(くび)はヘビ、耳(みみ)はウシ、鱗(うろこ)はコイ、手(て)のひらはトラ、爪(つめ)はタカの特徴(とくちょう)をもっています。
多(おお)くの西洋(せいよう)の竜(りゅう)のような翼(つばさ)はもたずに、冬(ふゆ)は水中(すいちゅう)にひそみ、夏(なつ)には天(てん)にのぼっていくとされ、自然現象(しぜんげんしょう)とかかわりをもち、竜巻(たつまき)や渦巻(うずまき)、落雷(らくらい)や地震(じしん)、虹(にじ)などは、竜(りゅう)のせいだといわれています。
ドラゴンが登場(とうじょう)する、主(おも)な世界昔話(せかいむかしばなし)。
・白鳥(はくちょう)の王子(おうじ)
・笛(ふえ)ふき岩(いわ)
・クーナンと赤(あか)い子(こ)ウマ