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世界の有名な話 第36話

キツネとツル
キツネが、ひらたいおさらにマメのスープを入れて、ツルにすすめました。
ツルがこまっているのを見て、キツネは笑いました。
スープが水っぽくて、ツルの細い口には、はいらないからです。
ところがこんどは、ツルがキツネを食事によんで、細長いくびのびんにごちそうを入れて出しました。
ツルは楽に口をつっこんで食べましたが、キツネの口はほそ長いくびのびんにははいらないため、どうしても食べることができません。
キツネにしかえししたツルは、こまっているキツネを見て笑いました。
こんなふうに、学者たちが食事のときに、むずかしい理くつの問題をもちだすと、それがわからないふつうの人々はたいくつしますし、こんどは、ふつうの人が、なにか歌や、ばかげた話や、下品なことばをもちだすと、学者たちはいやなかおをします。
立場のちがう人たちが食事をするとこう言うことになることを、この話はおしえています。
食事は気のあったなかまと、たのしく食べたいですね。
おしまい

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