福娘童話集 > ジャンル別 > 世界のとんち話 > カラスと水差し | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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のどがカラカラに乾いたカラスが水差しを見つけ、喜んで水差しに向かいました。 「考えろ、考えろ、あきらめては駄目だ。きっと何か良い方法が。 ・・・あっ、そうだ!」 ある名案を思いついたカラスは、集められるだけの石を集めると、それを一つ一つくちばしで水差しの中へ落としていきました。 最後まであきらめずに頑張ったカラスは、こうして命を長らえる事が出来たのでした。 「必要は発明の母」と言います。 おしまい |
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