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世界の有名な話 第46話

腹のふくれたキツネ
おなかをすかせたキツネがカシ(→詳細)の木のうろに、ヒツジ飼いたち(→詳細)がおいていったパンと肉があるのを見つけて、うろの中にもぐりこみ、そのパンをぜんぶ食べてしまいました。
ところがいままでペチャンコだったおなかがすっかりふくらんでしまったので、うろの口から出られなくなりました。
キツネは泣いたりわめいたりしましたが、どうにもなりません。
そこへ、べつのキツネがとおりかかり、泣きごえを聞きつけてそばにきて、なぜ泣くのかとたずねました。
わけを聞くとこのキツネは、
「ふーん、そういうことか。それなら、うろに入った時と同じように腹がひっこむまでそこにいろよ。そうなれば、すぐに出られるにきまっているよ」
この話は、こまったときにもしんぼう強く待っていると、うまく切りぬけられることがある、と言うことをおしえています。
おしまい

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