ゲラゲラわらう 日本のわらい話 ☆福娘童話集☆ 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集
福娘童話集 > ジャンル別 > 日本のわらい話 > とうふとおみそのけんか
お話しの移動
・ 福娘童話集

・ ジャンル別

・ 日本のわらい話 (全50話)

→  1話 〜 10話
→ 11話 〜 20話
→ 21話 〜 30話
→ 31話 〜 40話
→ 41話 〜 50話
- 広 告 -
 


日本のわらい話 第34話

とうふとおみそのけんか

とうふとおみそのけんか
広島県の民話

♪音声配信
スタヂオせんむ

 むかしむかし、とうふとおみそは、けんかばかりしていました。
 ある時、とうふがおみそに言いました。
「あなたはいつも黒い色をしていて、しかもへんなにおい。おかげで、わたしの白い体までよごれてくさくなるではありませんか」
 すると、おみそが怒って言いました。
「なにがくさいものか。人間はこのにおいが好きで、毎日みそしるにして飲むじゃないか。いくら色が白くても、お前には味がないじゃないか」
「味がないですって! とんでもない。わたしは一緒ににるものによって、いくらでもおいしい味になれるのです。それに比べて、あなたいつだってくさいし、おまけにからい」
「なんだと。えらそうなことを言っても、お前は包丁(ほうちょう)で切られたり、おはしでくずされたらおしまいじゃないか」
「わたしは体がくずれたって、おみそみたいにとけはしませんからね。どんなに小さくなっても、とうふはとうふですよ」
「もう、かんべんできない」
 おみそはくやしくなって、とうふにとびかかろうとしました。
「ちょっと、待った」
 そこへ、コンニャクが飛び込んできました。
「二人とも、つまらんことでけんかをするんじゃない。このわしを見てみろ。色は黒いし、体は切られるし、おまけにあじもない。それでもジッとがまんしているんだぞ」
「・・・なるほど」
「・・・たしかに、そのとおりね」
 とうふとおみそは、つくづくと、こんにゃくの体を見ました。
「それによく考えてみろ。お前たちは元々、大豆(だいず)から出来ていて、いわば親戚(しんせき)同士じゃないか。親戚同士でけんかをするなんて、とんでもない。わしなんか、誰も親戚がいなくて、いつも一人ぼっちだ」
 そう言ってコンニャクは、プルプルと体をふるわせました。
 すると、おみそがとうふに言いました。
「そうだ。こんにゃくのいうとおりだ。親戚同士は、仲良くしなくちゃいかん」
 とうふも言いました。
「ほんとうに。へんなことを言ってごめんね。これからは、コンニャクさんも一緒に、みんな仲良くしましょう」
 そこで、とうふとおみそとこんにゃくは一緒になって、おみそ汁という、おいしい料理になったという事です。

おしまい

 前のページへ戻る

ジャンルの選択
・有名な話 日本 世界
・こわい話 日本 世界
・わらい話 日本 世界
・感動話 日本 世界
・とんち話 日本 世界
・悲しい話 日本 世界
・ふしぎ話 日本 世界
・恩返し話 日本 世界
・恋物語 日本 世界
福娘童話集
人気コーナー
きょうの新作昔話
未公開の童話・昔話を毎日
一話ずつ公開
おはなし きかせてね
福娘童話集をプロの声優・ナレーターが朗読
小学生童話
幼稚園から小学6年生まで、学年別の童話・昔話集
おくすり童話
読むお薬で、病気を吹き飛ばそう!

福娘の姉妹サイト

http://hukumusume.com

366日への旅
毎日の記念日・誕生花 ・有名人の誕生日と性格判断
世界60秒巡り
国旗国歌や世界遺産など、世界の国々の豆知識
子どもの病気相談所
病気検索と対応方法、症状から検索するWEB問診