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イラスト myi ブログ sorairoiro
きんじょ に すむ 2ひき の カエル
The Two Frogs
(イソップどうわ)
(Aesop’s Fables)
ほんやく(Translation) ちいさな翻訳屋さん
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きんじょ に すむ、にひき の カエル が いました。
There were two frogs that lived in the neighborhood.
いっぴき は がいどう を はずれた ふかい おおきな いけ を、
One of them lived by a deep and big pond, a little way off the road.
もう いっぴき は がいどうぞい の みずたまり を すみか に していました。
The other lived by a puddle, along the road.
いけ の カエル は、みずたまり の カエル に たびたび いいました。
The pond frog often said to the puddle frog:
「ねえ、きみ、こっち の ほう が すみごこち が よいし あんぜん だから、こっち へ ひっこさないか?」
”I'll tell you what. It'll be more comfortable and safer to live by the pond. Why don't you move over here?”
しかし、みずたまり の カエル は、ちっと も その き に なりません。
However, the puddle frog never felt up to it.
「すみなれた ところ を はなれる なんて、ぼく には できないよ」
”I can't leave from a place where I'm used to living.”
と、いう の です。
That was what the puddle frog always said.
こうやって いるうち に みずたまり の カエル は、あるひ、とおりかかった くるま に ひかれて しんでしまいました。
In the meanwhile, the puddle frog was run over by a car on the road, and died.
にんげん も おなじ こと です。
The same kind of thing could happen to us:
じぶん の しごと が つまらない と おもいながら、あたらしい ところ へ いく ゆうき の ない ひと は、
Those of us who feel that our jobs are not interesting, but do not have courage to make the new move
けっきょく そん を する の です。
incur a loss in life after all.
おしまい
The end
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