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せんそう の かみ と らんぼう の めがみ
The god of war and the goddess of violence
(イソップどうわ)
(Aesop’s Fables)
ほんやく(Translation) ちいさな翻訳屋さん
Japanese(にほんご) ・ English(えいご) ・ Chinese(ちゅうごくご)
Japanese & English ・Japanese & Chinese
かみさま たち が、みんな けっこん する こと に きめて、それぞれ くじびき で あいて を えらびました。
All the gods decided to get married, and each chose his partner by drawing lots.
せんそう の かみ は いちばん おしまい に、くじ を ひく こと に なりました。
The god of war was the last one to draw lots.
でも その とき には、らんぼう の めがみ しか のこって いません でした。
By then, however, the goddess of violence was the only one left.
しかし せんそう の かみ は らんぼう の めがみ を みて、だいすき に なって よろこん で けっこん しました。
Fortunately the god of war fell in love with the goddess of violence and married her with pleasure.
こうして、せんそう の かみ は らんぼう の めがみ が いく ところ には、どこへ でも ついて いく よう に なった の です。
This is how the god of war started following the goddess of violence everywhere she goes.
まち の なか でも くに と くに の あいだ でも、らんぼう な おこない が みられる ところ では、かならず せんそう が おこる もの です。
Whether in town or between countries, wherever violence is found, war would sure to follow.
おしまい
The end
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