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なりたて の どろぼう
A Novice Thief
(えど こばなし)
(Short stories of Edo)
ほんやく(Translation) ちいさな翻訳屋さん
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はじめて どろぼう に はいる どろぼう が、おっかなびっくり と を あけて いえ の なか に はいってみますと、なんと この いえ は あきや でした。
A thief fearfully sneaked into a house for the first time and found that this house was empty.
なりたて の どろぼう は、ホッ と むね を なでおろし、
The novice thief felt relieved and thought,
「ああっ、よかった、よかった。これなら つかまる しんぱい は ない」
“Whew! How lucky I am! There’s no worry about getting caught.”
たしかに あきや なら、どろぼう することは できません。
The thief is right. If the house is empty, there’s nothing to steal.
おしまい
The end
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