救いの手東日本巨大地震復興企画 「がんばれ まけるな」 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集


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浦島太郎(うらしまたろう)

浦島太郎(うらしまたろう)
日本のむかし話

印刷も出来るお話しのダウンロード(PDF 18kb)
浦島太郎のおはなし
制作・提供 鳥羽水族館

 むかしむかし、あるところに浦島太郎という心やさしい漁師が住んでいました。

 ある日のこと、浜辺を歩いていると一匹の亀が子供達にいじめられていました。
 そこで浦島太郎は亀を助けてやりました。

 数日すぎたある日、助けた亀につれられて、海の中に入っていきました。
 竜宮城はさんごに囲まれ、魚が泳ぐ、それはそれは美しいお城でした。
 浦島太郎は時間のたつのも忘れて楽しみました。
 数日が過ぎ、ついに別れの時がやってきました。
 お姫様は浦島太郎に小さな箱を手渡しました。
「浦島太郎さん、もし困ったことがあったら、この箱を開けなさい。」
 帰った浦島太郎は、どうしたことか自分の家もお母さんも見つけられませんでした。
 どうしたらよいかわからなくなってしまい、箱を開けてみることにしました。
 すると白いけむりが出てきて、浦島太郎はあっという間に、おじいさんになってしまいました。
 竜宮城で楽しく過ごしている間に、何百年も経っていたのです。

おしまい

 → 福娘童話集版 浦島太郎


※ この昔話について。

 このむかし話は東日本大地震に被災された方々への心の復興をお手伝いするために、三重県鳥羽市の鳥羽水族館様のご厚意により、鳥羽水族館でのイベント
「鳥羽水族館で昔話」2011年3月19日(土)〜4月24日(日)
で、公開しているお話しをご提供いただいたものです。

 ダウンロードされたお話しは、プリンターで印刷も可能です。

 お話しは、全て鳥羽水族館にいる生き物に関する昔話です。
 このお話しを読んで、鳥羽水族館へ遊びに行った気分をご体験ください。

→ 鳥羽水族館公式ページ

→ 「鳥羽水族館で昔話」のイベントページ



鳥羽水族館について。

 通路全長1.5kmの広い館内は生息する環境に合わせ12のゾーンに分かれ、観覧順序がなく自由通路となっているのが大きな特徴のひとつ。
 好きなところから気の向くまま観覧したり、興味のある生きものをじっくり観察したりと、思いのままに楽しんでいただけます。

 飼育種類数は約1,000種2万5千点と国内最大級の規模を誇り、多くの美しい魚たちやアフリカマナティーやラッコ、スナメリといった人気の動物たちが皆様をお迎え致します。
 中でも人魚伝説のモデルとも言われるジュゴンを飼育しているのは日本でここだけ。
 メスのセレナがアオウミガメのカメ吉と仲良く泳ぐ様子がご覧いただけます。

  また毎日開催している各種のショーでは、アシカやセイウチたちとトレーナーが息の合ったパフォーマンスを披露し、動物たちもお楽しみ?!の「お食事タイム」ではラッコのジャンプや、岩からの大きなトドのダイビングなど普段と違った行動も観察できるので必見です。

  さらに2010年には館内の水槽を計14本リニューアル。
 水槽の面積を広げて足元から水槽を見られるなど様々な工夫を凝らし、他では見られない鳥羽水族館独自の新しい展示を目指しています。

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