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ほいくえん・ようちえん の えどこばなし

てあし の けんか
あるひ てと あしが けんかを しました。
「おまえは すぐ ひざのうえに のる。 まったく うっとうしい やつだ」
と あしが いうと ては
「なにを いっているんだ。 きょうだいに たとえてみれば おれが うえに あるから ては あにに あたるんだぞ。 おれが いなければ しごとも できないんだ」
「ふん あしが なくては しごとに いくことが できまい」
まけずに あしが いうと ては
「そういうなら たべものは てで たべるんだぞ。 あしでは くちへ もって いけまい」
あしも これには かえす ことばもなく
「・・・それは おまえの いうとおりだ。 だが おぼえておけ。 こんど いぬの うんちを ふんづけて おまえに ふかせてやるからな」
「ひぇーっ それだけは ごかんべんを」
おしまい
イソップ(いそっぷ)どうわにも にたような はなしが あります。
→ いぶくろ と あし

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