ストレスをやわらげる お薬童話

ストレスについて

こんな病気
  勉強や仕事、将来のなやみなど、人間はだれでもストレスを受けています。
 そのストレスを発散できる方法を見つけた人は良いのですが、多くの人はストレスを完全には発散できず、そのストレスが身体にさまざまな悪影響を与えます。
 ある実験では、同じ体質の双子が、同じ食事、同じような歯磨きをしても、ストレスの多い仕事をしている人の方が、虫歯の数が多いと言われています。

治療
  同じストレスを受けても、それをストレスとして感じやすい人、感じにくい人がいます。
 その違いは、ストレスを受けても、それを脳で処理できるかどうかだと言われています。
 ストレスを感じにくい人は、感じやすい人よりも考え方が柔軟で、問題を解決できる方法をすぐに見つけ出せる人です。
 具体的には、ストレスを感じやすい人は、人から怒られるとオタオタしますが、ストレスをうまく処理できる人は、怒られると同時に怒られている原因や、この次は怒られないようにする解決方法を考えることが出来るのです。
 解決方法があれば気持ちに余裕が生まれ、ストレスが半減します。

 ストレスをやわらげるお薬童話では、ストレスをうまく処理できる脳づくりを目的としています。
 まず最初に、「笑い話」でストレスを発散します。
 次に「感動話」で心をときほぐして、こわばった気持ちをリラックスさせます。
 最後に「不思議な話」で考える力を養い、ストレスをうまく処理できる脳を作るのです。

その他
 ストレスの1番の治療は、そのストレスの原因を取り除くことです。
 そして2番目の治療は、ストレスを感じても気にしないことです。
 つまり、嫌なことは無理にやらず、それが失敗しても気にしないことです。

ツボ療法

 ストレス解消には、「しんちゅう」への指圧が効果的です。
 このツボは昔から「散り気」といわれ、子供の神経を落ち着かせて身体の抵抗力を高めるといわれています。
 もちろん、大人にも効果があります。

ツボ
→しんちゅう

料理薬

料理薬のポイント
・人(特に女性)は、ストレスを受けると食事量が増える傾向にあります。
 腹八分目を心がけて下さい。

気持ちがおちつく
ねぎしそスープ
卵黄ゆり根

イライラが鎮まる
れんこんのしぼり汁

精神不安や不眠に
酸棗仁酒
山梔子汁

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