福娘童話集 きょうの世界の名作・昔話 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集
 
     11月15日の豆知識

366日への旅
きょうの記念日
七五三
きょうの誕生花
からたちばな
きょうの誕生日・出来事
1934年 内田康夫(推理小説家)
  11月15日の童話・昔話

福娘童話集
きょうの日本昔話
仁王とどっこい
きょうの世界昔話
マウイの仕事
きょうの日本民話
首のないウマ
きょうのイソップ童話
ワシとコガネ厶シ
きょうの江戸小話
お念仏とお題目
11月15日の広告

福娘童話集 > きょうの世界昔話 > 11月の世界昔話 > マウイの仕事

11月15日の世界の昔話

マウイの仕事

マウイの仕事
ニュージーランドの昔話 → ニュージーランドの国情報

 むかしむかし、ある六人兄弟の一番下に、マウイという名の赤ちゃんがうまれました。
 ところがマウイは、たいヘんみにくかったので、お母さんはマウイを海へ投げこんでしまいました。
 でも、それを見ていた天の神さまたちがマウイをたすけてやり、大きくなるまでだいじにそだてました。
 マウイは神さまたちに、いろいろな力と知恵(ちえ)をさずかりました。
 マウイは大きくなると、天の神さまたちにおねがいして、うちに帰してもらいました。
 マウイは五人の兄さんたちに、さかなをつきさすモリのつくり方や、ウナギをとるワナのかけ方を教えました。
 まもなくマウイは、大きなしごとにとりかかりました。
 まずはじめに、マウイは女の人のあご骨でつり針をつくって、海から島をいくつもつりあげました。
 その中の一つはとても大きかったので、ひきあげるのにずいぶん骨がおれました。
 そしてはしをひっぱられた島は、とうとう二つにわれて、ニュージーランドという島が生まれました。
 またそのころ、お日さまはいまとちがって、ものすごくはやく動いていました。
 人びとは日のあたる時間がみじかすぎて、作物がよくできないのでこまっていました。
 そこでマウイは、なんとかしてお日さまが、もっとゆっくり動くようにしてやろうと思いました。
 マウイはお母さんに、じょうぶななわを二本つくってもらいました。
 おばあさんからは、魔法のつえをもらいました。
 このなわとつえを持って、お日さまののぼる東にむかってでかけていきました。
 やがてお日さまが、キラキラと金色にかがやきながらのぼってきました。
 マウイはなわのまんなかにまるい輪をつくって、お日さまをつかまえました。
 そして、なわの両はしを二本の木にむすびつけて、お日さまが動けないようにしてしまいました。
 それから魔法のつえで、お日さまをビシバシたたきました。
 お日さまは、いたくてたまりません。
 とうとうがまんできなくなって、ゆっくり動くやくそくをしました。
 マウイのもうひとつのしごとは、地上に火をもってくることでした。
 そのころの人たちは、なんでも生(なま)のままでたべていたのです。
 マウイは、地面のそこに悪魔(あくま)がいて、火の秘密を知っていることに気がつきました。
 マウイは地面のそこへおりていって、悪魔どもをやっつけて、火の秘密(ひみつ)をならってきました。
 火はこうして、つかえるようになったのです。
 さて、三つの大きなしごとをおえたマウイは、こんどは四番目のしごとを考えました。
 マウイは月の女神から、どうしたら人間がいつまでも生きていられるかを教わってこようと思いつきました。
 そこである晩、マウイは月の女神のところへいって、
「どうか、人間にいつまでも生きられる力をあたえてください」
と、たのみました。
 ところが女神は、マウイのたのみを聞いてくれるどころか、いきなりマウイをつかまえて、バクッと、ひとのみにしてしまったのです。
 マウイは、人間がいつまでも生きていられるようにしてやろうとしたために、自分の命をうしなったのです。
 でもマウイは、人間のためにこんなにたくさんの仕事をしてくれたのです。

おしまい

一覧へ移動   このページを閉じる   ホームへ移動

きょうの世界昔話
ミニカレンダー
<<  11月  >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
福娘のサイト
366日への旅
毎日の記念日・誕生花 ・有名人の誕生日と性格判断
福娘童話集
世界と日本の童話と昔話
子どもの病気相談所
病気検索と対応方法、症状から検索するWEB問診
世界60秒巡り
国旗国歌や世界遺産など、世界の国々の豆知識
- 広 告 -