大豆・大豆加工品

効用について
  子供の肥満予防や肥満対策には、ふだんから動物性たんぱく質よりも、植物性たんぱく質をとらせるよう心がけたいものです。
  子供は動物性たんぱく質を好みがちですが、動物性たんぱく質のとりすぎは、ますます脂肪をふやしてしまうばかりです。
  このような子供には、ふだんの食生活に積極的に大豆製品をとり入れて、体質改善に役立てましょう。
  大豆製品に含まれるサポニンには、脂肪を減らすはたらきがあります。
  大豆自体がどうしても苦手という子供には、豆腐や納豆など、大豆の加工製品を利用しましょう。
  絹ごし豆腐と木綿豆腐では、木綿豆腐のほうが高たんぱくです。
  脂質には肉類には含まれないリノール酸がたっぷりで、コレステロールを低下させます。
  カルシウム、ビタミンB1・Eなどにも富みます。
  小児成人病の予防にもなるため、揚げだし豆腐、豆腐ステーキなど、子供の喜びそうなメニューを考えて食卓にのせましょう。
また良質のたんぱく質をとり、代謝を円滑にするはたらきをもつ、緑黄色野菜、乳製品、くだもの、海藻、きのこなど、ビタミンやミネラルをたっぷりとらせるようにしたいものです。