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毒蛾(どくが)・毛虫
特徴
毛虫の成虫が毒蛾です。
毛虫は全身に毒針毛を、毒蛾は腹部及びお尻に無数の毒針毛を持っています。
羽の鱗粉は毒ではないがアレルギー体質の方が吸うと喘息を起こす危険性があります。
吸血性はなく、偶然触ったりすることで被害を受けます。
さなぎの状態でも、不用意にさわると刺されます。
無防備なさなぎの状態が、もっとも毒性が強いです。
症状
毒針毛が刺さり、ぴりぴりと痛く、後に強いかゆみが生じ、小さなブチブチがじんましんの様になります。
対処方法
不用意に患部を掻くと、毒針毛がさらに皮膚に食込み、症状を悪化させるため、粘着テープでそっと毒針毛を抜き取ります。また、流水で洗い流すのも効果的です。
薬は抗ヒスタミン薬とステロイド成分を配合している外用剤をぬります。
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