今はガラスやアクリルの鏡が一般的ですが、ガラスやアクリルがない大昔は、黒曜石(こくようせき)とよばれる黒い石をみがいた物や青銅(せいどう)などの金属をみがいた物がカガミとして使われていました。 黒い石や金属をカガミのようにみがくのはとても大変な事なので、当時のカガミは姿を見るための物ではなく、権力を持った人の権力の象徴(しょうちょう)としてや、占い師が占いの道具として使っていました。