クリスマスツリーと言えば緑豊かなモミの木で、星やベルやキャンドル、キャンディーなどのかわいいかざりがたくさんついています。
今回は、それらについて説明します。
クリスマスツリーは、8世紀のドイツでドルイド教団員と呼ばれる人たちが木をすうはいしていて、クリスマスにモミの木を植えた事が始まりだと言われています。
その習慣がドイツからの移民たちによって19世紀初頭にアメリカへ伝えられて、今のクリスマスツリーが誕生しました。
またクリスマスツリーには色々なかざり付けをしますが、これは1841年イギリスのビクトリア女王の夫君であるアルバート公がウィンザー宮でクリスマスツリーをきれいにかざり付けたのが始まりとされています。
クリスマスツリーのてっぺんには、大きな星(トップスター)がついています。
これは賢者たちが不思議に光り輝く星を見て、救い主(イエス・キリスト)の到来を知った事に由来されています。
クリスマスの音と言えば、教会から流れるベルの音です。
このベルはクリスマスベルと呼ばれ、イエス・キリストの誕生を人々に知らせ意味があります。
日本ではあまりしませんが、クリスマスにはロウソクに火をともします。
これは明かりだけの理由ではなく、イエス・キリストが「世を照らす光」と呼ばれていた事に由来しています。
クリスマスツリーに、『J』の形を逆さにした赤い4本のストライプのキャンディーがついているのを見た事があると思いますが、これはキャンディ・ケーンとよばれ、羊飼いの持っている杖の形です。
これはアメリカのインディアナ州のキャンディ製造業者が20世紀初頭に、イエスキリストを象徴するようなキャンディを作りたいと考えたのが始まりです。
どうして羊飼いの杖の形をしているかと言うと、聖書ではイエス・キリストを羊飼いにたとえる事が多いからです。
またキャンディは、少し硬めに作っています。
その硬さは、イエス・キリストへのかたい信仰心を現しています。
そしてキャンディーの赤い4本のストライプですが、これは3本が十字架にかけられる前にローマの兵士によってうたれたイエス・キリストのムチの傷あとで、残りの1本はイエス・キリストが十字架で流した血をあらわしています。
クリスマスツリーには色々な意味が込められています。
クリスマスツリーをかざる機会があれば、一度それらの意味を思い出してください。
かくし キャラ の こたえ
(葉っぱウサギ、チョウ×2)
なぞなぞイラスト myi ブログ sorairoiro
おまけ
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「福娘童話集 冬休みプレゼント2012」での公開作品。
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関連する記念日紹介
「12月7日 クリスマスツリーの日」について (366日への旅)より
記念日イメージキャラ 福ちゃん イラスト「ぺんた」 ※無断転載禁止