尻餅(しりもち)をつくとは、一般的にはイラストのようにバランスをくずしてお尻を地面につける事だけど、本当は『尻餅』という祝い餅の事です。 歩き出した子どもに1升(しょう→1升は、やく1.8リットル)の米、またはお餅を背負わせて、後にその餅をお尻に投げつけて子どもの成長を祝う行事で、1歳に満たない子供が歩くと親をしのぐ大物になるといういわれから行われています。 投げつけたお餅(尻餅)は、祝い餅として親類縁者(しんるいえんじゃ→親しい人たち)に配られます。