目を回す原因の一つは、くるくると回ることによって景色(けしき)が急激(きゅうげき)に変化するのに脳(のう)の処理が追いつけないためです。 それを防ぐため、バレエのダンサーは回転する時に遠くの一点を出来るだけ長く見続けて、くるりと一回転するとまた同じ一点を出来るだけ長く見続けるそうです。 そうすると目に映る景色が変化しないため、目を回しにくくなるそうです。 だから目かくしをしたまま回転すると、バレエのダンサーも簡単(かんたんに)に目を回してしまいます。