先生 の まめちしき
原産地は中国南部、マレーシア半島です。
属名の「イクソラ」はサンスクリット語の「シバ神」のポルトガル名「イスワラ」が、元になっています。
シバの神に、この花を供えたことが由来とされています。
*シバ(シヴァ)の神
インドやネパールで広く信仰されている。
ヒンドゥー教の三大最高神の一人。
破壊と創造の神で、世界が終わりに近づいた時に全てを破壊してゼロに戻し、新しい世界を創造すると言われています。
異名は「カーラ(死を司る時)、マハーカーラ(大いなる暗黒)など千余りもあるそうです。
奥さんが亡くなった時、嘆き狂い彼女の遺体を抱きしめたまま、世界を破壊してまわったという大変な愛妻家としても知られています。
(奥さんのサティーは転生しパールヴァティーという女神になりシヴァともう一度結婚します)
そのためか奥さんのパールヴァティーと一体化した両性具有の姿でも知られています。
七福神の一人の大黒天はこのシバの神が日本に入った姿です。
*昔のインドで、旦那さんが亡くなった時に残された奥さんも焼き殺して一緒に埋葬してしまうというサティーという悪習は、このシバの神の奥さんの名前からきています。
(現在では政府により禁止されていますが、一部地域の一部の考えの人の間では残っていて問題になっています)