福娘童話集 > きょうの世界昔話 福娘童話集 きょうの世界の名作・昔話 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集
 


福娘童話集 > きょうの世界昔話 > 4月の世界昔話 >カメのこうらはヒビだらけ

4月30日の世界の昔話

カメのこうらはヒビだらけ
イラスト Gemini Ai イラストクリックで大イラスト表示

カメのこうらはヒビだらけ
ブラジルの昔話 → ブラジルの国情報

※読者からの投稿作品。 投稿希望者はメールを。→連絡先

投稿者 「にっぽんいち一生懸命な昔ばなし」  にっぽんいち一生懸命な昔ばなし

※読者からの投稿作品。 投稿希望者はメールを。→連絡先

投稿者 ナレーター熊崎友香のぐっすりおやすみ朗読

※読者からの投稿作品。 投稿希望者はメールを。→連絡先

投稿者 「眠りのねこカフェ」

※読者からの投稿作品。 投稿希望者はメールを。→連絡先

投稿者 「天乃悠の朗読アート」   天乃悠の朗読アート

※読者からの投稿作品。 投稿希望者はメールを。→連絡先

投稿者 「テツの朗読チャンネル」

おりがみをつくろう ( おりがみくらぶ より)
カメの折り紙かめ   鳥の折り紙とり

♪音声配信(html5)
音声 まちゃりんの読んだり〜の♪

 むかしむかし、あるところに、一匹のカメがいました。
 このカメは、大変知りたがり屋でした。

カメのこうらはヒビだらけ

 ある晩の事です。
 カメは砂浜に出て、きれいな星空をながめていました。

カメのこうらはヒビだらけ

「ああ、何てきれいな空だろう。なんて素敵な星だろう。あの星のそばは、どんなふうなんだろうなあ」
 空を見上げているうちに、カメは星のそばへ行ってみたくなりました。
 カメはノッソリノッソリと、空を目指して歩き始めました。

カメのこうらはヒビだらけ

 歩いているうちに、夜が明けました。

カメのこうらはヒビだらけ

 なお歩き続けているうちに日が暮れて、また夜が来ました。

カメのこうらはヒビだらけ

 カメが空を見上げてみると、星はあいかわらず空高く輝いています。

カメのこうらはヒビだらけ

 カメはガッカリしましたが、でもまた元気を出してノロノロと歩き始めました。
 でも、歩いても歩いても、星は近くなりません。

カメのこうらはヒビだらけ

 カメは疲れ切って、もうひと足も前ヘ進めなくなりました。
「もう駄目だ。星のそばへなんか、とうてい行けないんだ」

カメのこうらはヒビだらけ

 カメが悲しんでいると、灰色のアオサギがそばを通りかかりました。
「こんにちは、カメさん。こんなところで何をしているのですか?」

カメのこうらはヒビだらけ

「はい。星のそばヘ行ってみたいんだけど、歩いても歩いても行けないんだよ。アオサギさん。わたしを空へ連れて行ってくれないかい?」
「いいですとも。お安いご用です。さあ、わたしの背中にお乗りなさい」
 カメは大喜びで、アオサギの背中によじ登りました。

カメのこうらはヒビだらけ

 アオサギは、翼を広げて舞い上がりました。
 アオサギは、グングン空高く昇って行きます。

カメのこうらはヒビだらけ

 しばらくして、アオサギはカメに聞きました。
「カメさん、カメさん。地面が見えますか?」
「見えるよ。ずいぶん小さくはなったけどね」
と、カメは答えました。

カメのこうらはヒビだらけ

 アオサギは、いっそう高く昇って行きました。
 しばらく行くと、またカメに聞きました。
「カメさん、地面はまだ見えますか?」
「いや、アオサギさん。もう見えなくなってしまったよ」

カメのこうらはヒビだらけ

 すると突然、アオサギは大声をあげて笑い出しました。
「えっへへへ。バカなカメさん、バイバーイ」

カメのこうらはヒビだらけ

 そしていきなり高い高い空の上で、クルリと宙返りをしたのです。

カメのこうらはヒビだらけ

 実はアオサギは、悪い魔法使いだったのです。

カメのこうらはヒビだらけ

 カメはアオサギの背中からあっという間に放り出されて、真っ逆さまに落ちて行きました。

カメのこうらはヒビだらけ

 可愛そうなカメは目をしっかり閉じて、一生懸命神さまにお祈りしました。
(神さま、神さま、神さま。もしも助けてくださったら、もう二度と空ヘ行きたいなどと申しません)

カメのこうらはヒビだらけ

 地面の近くまで来た時、カメは目を開けてみました。

カメのこうらはヒビだらけ

 すぐ近くに、森や山が見えます。
「危ない! みんなよけてくれ! どいてくれ!」
 カメは、夢中で叫びました。
「ぼくにぶつかったら、みんな潰れてしまうぞ!」
 森の木も、山の岩も、急いでわきヘよけました。

カメのこうらはヒビだらけ

 ドシーン!
 カメは地面に、ものすごい勢いでぶつかりました。

カメのこうらはヒビだらけ

 でも、カメは死にませんでした。
 けれどもカメのこうらは、コナゴナに砕け散ってしまいました。

カメのこうらはヒビだらけ

 それを、一人の良い魔法使いが見ていました。

カメのこうらはヒビだらけ

 魔法使いはカメを可愛そうに思い、こうらのかけらを集めてつないでやりました。

カメのこうらはヒビだらけ

 この時からカメのこうらは、ひびだらけになってしまったのです。

カメのこうらはヒビだらけ

おしまい

前のページへ戻る


     4月30日の豆知識

366日への旅
きょうの記念日
図書館記念日
きょうの誕生花
瑠璃唐草(るりからくさ)
きょうの誕生日・出来事
1998年 石見舞菜香(声優)
恋の誕生日占い
笑顔の可愛い、ちょっぴりドジで、お茶目
なぞなぞ小学校
木が1本もないジャングルは?
あこがれの職業紹介
宇宙飛行士
  4月30日の童話・昔話

福娘童話集
きょうの日本昔話
泥棒を治す、赤ひげ先生
きょうの世界昔話
カメのこうらはヒビだらけ
きょうの日本民話
年貢米の一俵が、平戸藩だけ少ないわけ
きょうの日本民話 2
カッパの証文
きょうのイソップ童話
医者と病人
きょうの江戸小話
ウマの尻尾
きょうの百物語
大蛇とお尻

福娘のサイト

https://hukumusume.com

366日への旅
毎日の記念日などを紹介
福娘童話集
日本最大の童話・昔話集
さくら SAKURA
女の子向け職業紹介など
なぞなぞ小学校
小学生向けなぞなぞ