デンマーク　Denmark

　ヨーロッパの中北部、スカンディナビア諸国の最南に位置する立憲君主国。
　正式名称はデンマーク王国。
　ドイツ北部からのびるユトランド半島と北海やバルト海にうかぶ多数の島、および自治領のフェロー諸島とグリーンランドからなる。
　面積は4万3094km2(自治領をのぞく)。
　人口は536万8854人(2002年推計、自治領をのぞく)。
　首都は最大都市のコペンハーゲン。

　国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)

♪国歌を聞く

 

　　　　　　　　　国旗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　位置図

国旗の由来
　世界最古と言われる国旗で、１２１９年のエストニアとの戦いで天からおりてきた赤字に白十字の旗に勇気づけられて勝利したという話に由来しています。

　基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)

首都　コペンハーゲン
面積　4万3094km2(自治領をのぞく)
人口　536万8854人(2002年推計、自治領をのぞく)
言語　デンマーク語
通貨　デンマーククローネ

日本からの移動
成田〜コペンハーゲン
移動時間 １１時間３０分

　国花と国鳥

国花
マーガレット
　マーガレット　Marguerite　純白の清楚な花を咲かせるキク科の多年草。
　和名としてはモクシュンギク(木春菊)やキダチカミツレがあるが、あまり一般化していない。
　世界的に通用しているマーガレットは英名で、この語のもととなったギリシャ語margaritesは真珠を意味する。
　原産はカナリア諸島で、海岸地帯に自生する。
　ヨーロッパには1699年につたわり、フランスで品種改良がすすめられたのでパリデージーParis Daisyの名もある。
　日本には明治時代に渡来し、その当時の品種が現在も一般的に栽培されている。

マーガレットの写真

国鳥
コブハクチョウ
　ユーラシア大陸に局所的に分布する大型のハクチョウ。
　日本では飛来の記録は少ないが、近年飼育下の個体がにげだしたものが野生化している。
　オオハクチョウなど他のハクチョウ類とはちがい、嘴が黄色ではなく赤色であることと、嘴の付け根に黒いこぶがあることで容易に見分けがつく。
　英名をMute Swan(無口なハクチョウ)というように、ときどき、しわがれた声を発するだけの静かな鳥である。

コブハクチョウの写真

　観光名所

コペンハーゲンの運河
　コペンハーゲン内港からコンゲンスニュトウ広場にいたるニューハウン運河と、道沿いにつづく船着き場。
　近くには船乗り相手の商店がたちならぶ。
　コペンハーゲンの運河はかつての要塞都市の掘割の名残であり、市内には16世紀以来の歴史的建造物が数多くみられる。

コペンハーゲンの運河の写真。

　登録された世界遺産
世界遺産巡りより

・ イェリング墳墓群、ルーン文字石碑群と教会
・ ロスキレ大聖堂
・ クロンボー城 →　詳細(写真付き)

　この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より

 魔法のビール
・小人にもらった、飲んでもなくならない魔法のビール。

 魔法のボウシ
・小人にもらった、すがたのきえる魔法のボウシでイタズラ。

 ものをいう鍋
・お百姓がウシととりかえた、ものをいう、不思議なナベ。

 人魚のしかえし
・いじわるな人間に、人魚がしかえしをしました。

 アザラシのお母さん
・自分の毛皮を見つけて、アザラシにもどったお母さん。