
  ふくむすめ童話集 > 小学生童話(しょうがくせいどうわ) > 日本民話用語集(にほんみんわようごしゅう) > 長者とは?
長者(ちょうじゃ)とは?
 長者(ちょうじゃ)とは裕福(ゆうふく)な人(ひと)をさす言葉(ことば)で、要(よう)するにお金持(かねも)ちの事(こと)です。
   何(なに)かの商売(しょうばい)で成功(せいこう)した人(ひと)には、その商売(しょうばい)の名前(なまえ)を取(と)って、○○長者(ちょうじゃ)と呼(よ)ばれます。
   日本民話(にほんみんわ)にも、「炭(すみ)やき長者(ちょうじゃ)」「アワの長者(ちょうじゃ)」「クジラ長者(ちょうじゃ)」などの、職業(しょくぎょう)を意味(いみ)する名前(なまえ)の長者(ちょうじゃ)がいます。
   お金(かね)があって生活(せいかつ)に不自由(ふじゆう)がないので、歌(うた)や俳句(はいく)を作(つく)ったり、囲碁(いご)や将棋(しょうぎ)をして、気楽(きらく)に暮(く)らしている人(ひと)が多(おお)かったそうです。 
  
   長者(ちょうじゃ)の登場(とうじょう)する、主(おも)な民話(みんわ)。
  
  ・長者(ちょうじゃ)の心(こころ)を変(か)えた仁王(におう)さま
  ・炭(すみ)やき長者(ちょうじゃ)
  ・頭(あたま)をそられた男(おとこ)
  ・宝箱(たからばこ)をとりもりどしたネコ
  ・宝(たから)のどんぶり
  ・貧乏長者(びんぼうちょうじゃ)
  ・コウノトリの恩(おん)がえし
  ・若(わか)い男(おとこ)に化(ば)けた鬼(おに)
・アワの長者(ちょうじゃ)