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第 67話
(日本民間故事 067)
和田の竜 (健全普通話版)
和田之龍
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、今の村岡町和田のお宮さんのある所に大きな池があって、そこに竜が住んでいるといわれていました。
在很久很久以前、於現今的村岡町和田神社所處的位置、裡面的一處大大水池相傳就是住有了一尾真龍這樣。
何でもその竜の姿を見た者は、ひどい高熱を出して、
而且就是說這尾龍吧、只要是一但是有目睹過它存在的之人吧、回去過後鐵定就是遇上腦袋發高燒。
「・・・竜、・・・竜」
…………是龍…………是龍
と、うわごとをいって死んでいくのだそうです。
人就是躺在了病床上這樣子的喃喃自語、然後就那樣是掙扎著痛苦死去。
みんなは恐ろしがって、だれもそこへ近づこうとはしません。
因為就是發生了這個事情吧、把大家都是搞的人心惶惶、變得恐懼起來、仍誰也都是不敢靠近那個池塘第二次了。
ある日の事、この村を旅の坊さんが通りかかりました。
然後有一天呢、這個村子碰巧就是遇上了一位奔波於旅途之中的雲遊僧。
坊さんは竜の噂を聞いて、何とかしてやろうと思い、村人たちに大きな人形と、もぐさと針をいっぱい用意させると、その人形の中にもぐさと針を詰め込んで、池のそばに立たせておいたのです。
這名僧者得知到有龍的傳聞、就是說想想自己也想個辦法施展個拳腳啥的、開始了為村民們出謀劃策、先是讓村民們準備了一個大大的草人、再就又是乾草和繡花針、就是將草人的裡面填滿了乾草與繡花針之後呢、這玩意兒呀、就是給它立到了那個龍潭水邊。
しばらくすると、どこからか風が吹いてきて、池の水面が高く波を立て始めました。
不出片刻功夫、也不知道是哪裡一陣風刮來、水池裡是開始掀起了高高的波浪、不再平靜開始激盪。
坊さんは、人形のもぐさに火をつけて隠れました。
僧者見勢、連忙就是火星一點把草人用火點著、然後是迅速的躲藏了起來。
すると突然、池の中から目が金色に光る竜が現れました。
而也就是下一秒呀、從池子中是冒出了條兩眼閃著金光的巨龍咯。
そして竜は、あっという間に人形を飲みこんでしまいました。
就是這條龍才剛剛露頭一秒、瞬間就是一口給那個僧者準備好的草人吞下了肚。
さあ、竜の腹の中では、もぐさが燃えて針がチクチクと刺すものですから、さすがの竜もびっくりです。
結果就是呀、在這條龍的肚子裡面、燃燒著的甘草雄火以及那個尖銳的繡花針刺痛、龍它也是遭不住了呀。
大暴れに暴れると、やがては力つきて、そのまま池の底深くに沈んでしまいました。
於是乎呢、龍它是掙扎著開始了翻滾、而等到了全身力氣耗盡無法再繼續動彈、就那麼是直接的沈入深深的池子底部咯。
村人は喜びましたが、でもそれからいうもの、村では火事がおこったり、病が広まったりと、悪い事ばかりおこるようになったのです。
這下全村就都開心大發了呀、但可惜事與願違、在那之後村子它是厄運連連、一下不是誰家誰家又失火了、就是疫病流傳、總之就是倒了大霉了都。
そこで誰もが、
於是就有人站出來說了呀。
「これは、竜のたたりに違いない」
這根本就是殺龍後人家對我們不甘心的詛咒呀。
と、うわさするようになり、村人たちは竜の怒りを静めようと、池のほとりに竜神を祭ることにしたのです。
漸漸的、這麼個說法是變成了留言在村子裡散佈開來了、而村子裡面的人也想讓龍的怒氣是得到一個安息、開始了發展成為了在當初的那個池子邊上舉行了一個祭祀龍神的大典。
そして男の子の節句になると、その池のショウブで『ショウブ綱』という長い綱が作られるようになったのです。
每當就是到了節句這天、那就也是到了祭典的日子呢、村裡面會利用池子裡的菖蒲將其編織成為繩索、化成是一尾活龍的樣子就叫它“菖蒲綱”
それからは村で火事が起きたり、病が流行ったりすることはなくなりました。
在這之後呀、就是真的村子裡又迎來了好運、把霉運給送走啦、像是經常莫名其妙起火呀、還有瘟疫散佈呀、都不再有、全沒了。
でも、あるとき、
可就是好了一段時間之後吧。
「竜なんて迷信じゃ」
龍甚麼的就是一個迷信。
と、綱を作らない年がありました。
就今年吧、大家不信邪了、偷懶沒給你作龍索舉辦節日慶祝了。
するとその年に、村で火事が起きたり、病が流行ったりしたのです。
可就是真等到了來年、立馬的、村子的大火它又是給你莫名其妙的來了、然後還有的又是一波波流行的瘟疫。
それ以来、村では綱を毎年作り続けているのです。
從此以後呀、大家就都是信了這個邪、於每年都是一定會編織出一條大龍索來舉辦這個祭典的活動了。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
和田の竜
龍索
むかしむかし、今の村岡町和田のお宮さんのある所に大きな池があって、そこに竜が住んでいるといわれていました。
到好久以前這村岡町和田就有塊風水寶地、相傳有真龍居到這潭中。
何でもその竜の姿を見た者は、ひどい高熱を出して、
「・・・竜、・・・竜」
と、うわごとをいって死んでいくのだそうです。
但有龍到並不是條甚麼好事、因為所有看到龍的人第二天都害病死了去、死之前無一例外都是到處跟人講自己幫龍看到了。
みんなは恐ろしがって、だれもそこへ近づこうとはしません。
ある日の事、この村を旅の坊さんが通りかかりました。
這就所有人都曉得那鬼地方有龍、但是卻又都不願去確認那地方到底是不是真的有龍、有天一條和尚過路這條村。
坊さんは竜の噂を聞いて、何とかしてやろうと思い、村人たちに大きな人形と、もぐさと針をいっぱい用意させると、その人形の中にもぐさと針を詰め込んで、池のそばに立たせておいたのです。
和尚剛走過來問下子路、就聽到人講有龍了、等徹底瞭解、好傢伙、原來這龍還得弄人啊、和尚這就講自己要弄龍去了、為民除害、喊人跟自己準備點棉花還有繡花針、以及一條等身大的稻草人、這就龍潭邊上一插。
しばらくすると、どこからか風が吹いてきて、池の水面が高く波を立て始めました。
不一陣、這就妖風襲、水面激盪了。
坊さんは、人形のもぐさに火をつけて隠れました。
すると突然、池の中から目が金色に光る竜が現れました。
和尚這就快你媽批對到棉花幫火一點、躲到去了、等到龍出水看到這麼條稻草人、兩眼閃金光。
そして竜は、あっという間に人形を飲みこんでしまいました。
直接就是一口幫你吞落肚了。
さあ、竜の腹の中では、もぐさが燃えて針がチクチクと刺すものですから、さすがの竜もびっくりです。
好啦、這就稀爛、草人裡面的針頭被火焰燒的通紅就到龍肚裡面翻滾、這龍一下又是炦又是痛。
大暴れに暴れると、やがては力つきて、そのまま池の底深くに沈んでしまいました。
開始像條上了岸的鯉魚一樣開始彈起來了、彈到彈到也就不動了。
村人は喜びましたが、でもそれからいうもの、村では火事がおこったり、病が広まったりと、悪い事ばかりおこるようになったのです。
そこで誰もが、
「これは、竜のたたりに違いない」
這事發生、全村人是笑死過去、曉得這這龍被弄了去、還好高興、不過小半年過去發現不對啊、這全村倒黴事怎麼是一件接到一件來啦、不是這裡那裡起火就是來瘟疫、反正是一直有人死到的。
人這就談論是龍啊、我們幫龍弄了他這又活過來弄我們了。
と、うわさするようになり、村人たちは竜の怒りを静めようと、池のほとりに竜神を祭ることにしたのです。
為了震這個龍怒、村裡面又辦起了個些個法事、就到起初的龍潭邊、想讓這龍靈安息。
そして男の子の節句になると、その池のショウブで『ショウブ綱』という長い綱が作られるようになったのです。
一到節句日、這就取菖蒲草作索完成慶典的內容、像是拔河搞甚麼卵的。
それからは村で火事が起きたり、病が流行ったりすることはなくなりました。
でも、あるとき、
「竜なんて迷信じゃ」
と、綱を作らない年がありました。
這事一起村裡面火事也像是一下停了、疫病也稍微緩落來了那麼一陣。
但是這時就有人跳出來講話了、講這日子一到就㫘事逽事所有人一起作索子、這不是奤卵嘛、龍甚麼都是假的、和尚也是騙人的。
這就今年不浪費時間摘這條甚麼卵菖蒲了。
するとその年に、村で火事が起きたり、病が流行ったりしたのです。
それ以来、村では綱を毎年作り続けているのです。
但就剛好咬卵的事來了、第二年村裡面又是有幾屋怎麼燒起來了啦、燒完正好就剛他媽趕上瘟疫了。
這之後過就年年幫這邪信到的、一直是為祭龍靈跟人龍摘菖蒲獻這根索。
おしまい
结束
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