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福娘童話集 > 日本民間故事 > 121-150
第 123話
(日本民間故事 123)
火太郎と長太郎
兩條神仙兒
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
到好久以前這就一對公婆。
二人には子どもがいないので、二人とも子どもがほしくてたまりません。
又是久來無子啦、這就都好想要條兒。
そこで毎日、近所の氏神(うじがみ→土地の神さま)さまにおまいりして、
今天也還是繼續幫土地公拜到的。
「氏神さま。どんな子どもでもいいから、わしらに子どもをさずけてください」
講菩薩菩薩、賜我們個寶寶咯、賜我們個寶寶咯。
と、おがんでいました。
就這麼條惘忶案子
ある日の事、おばあさんがかまどで火を燃やしていると、
有天婆子這就到灶上發火。
「おばあさん、おばあさん」
と、どこからか人のよぶ声がします。
(はて、誰がいるのかな?)
突然就聽到有人的聲音從自己身邊傳來
到那裡婆啊婆啊的喊、聽這聲音也不是公啊。
哪個哦?
おばあさんがあたりをキョロキョロ見回していると、なんとかまどの火の中から男の子が飛び出してきたのです。
婆子先不管灶台了、就到這廚房裡面打了幾個轉、看了幾圈甚麼卵都㫘逽到、直到自己發火的灶台裡面噴出了一條兒、突然一下人懵逼了。
「うひゃー! おじいさん! おじいさん!」
おばあさんはあわてて、おじいさんをよびました。
這從灶裡面出生的小兒也跟從肚子裡面出生的小兒是一條款式、第一件事就是你媽批的哭、但是這傢伙不同、他會邊喊公邊哭。
婆子看到這裡已經不曉得怎麼搞了、只能、公公公!快點過來啊!
「なんじゃ、そんなにあわてて。・・・おおっ、子どもがおる! こりゃきっと、神さまがさずけてくださったにちがいない」
這就看到老杆子好快的進到廚房了、婆婆婆!搞甚麼了啊!?
我日!這是那個屋的小兒哦?我曉得了!是菩薩過起我們屋的小兒!
おじいさんも、ビックリするやらよろこぶやら。
そして火からうまれた子どもに、火太郎(ひたろう)という名前をつけました。
這婆人還㫘緩過來公就已經抱到兒笑癲了。
這就講後面兒的名、因是自爐火中誕生之故、也就取成了火太郎。
さて、おじいさんとおばあさんの子どもになった火太郎は、ご飯を一杯食べると一杯分だけ、ご飯を二杯食ベると二杯分だけ大きくなりました。
這就講這神仙兒的不凡之處啦、公婆先是跟火太郎喂飯、這火太郎他就吃飯、吃完了飯又跟火太郎舀飯、火太郎這就又吃完了一碗飯。
可就是這火太郎他吃一碗身體就長大一碗飯的量、長的你媽的快。
ある日、おじいさんが山からもどってくると、えんがわに大きな柱が立っています。
又有天這就公砍柴從山上回來、突然屋裡院子多了根大柱。
(はて? こんなところに、柱があったのかな?)
と、不思議に思っていたら、柱が動いて上の方から、
心想自己屋這甚麼時候有這麼根大柱插到過的啊?
剛覺得奇怪、這柱子過又開始動起來了。
「おじいさん、おじいさん」
と、よぶ声がするのです。
一下又從上面傳來了聲。
公公公!
ビックリして上を見上げると、なんとそこには大きな男の子が立っていて、
公這就腦鬠一抬、對到柱子上面繼續望、驚了!甚麼卵?怎麼有條豬那麼大的猛男站到柱子上面的哦?
「わしは長太郎(ながたろう)と言う者だ。神さまの言いつけで、ここへやってきた」
と、言ったのです。
再細看只是條小男兒、只是這長的實在是太壯啦、公這就聽別個講啦、人講自己就喊長太郎、是神仙來吩咐我幫你屋來了。
「なんともありがたい。火太郎に続いて、こんな大きな子どもまでさずけてくださるなんて」
公這一下就懂了、又過笑開了花、㫘想到這神仙一過還跟自己過兩條啦、而且這條新兒還這麼大一個、賺了賺了。
おじいさんもおばあさんも、またまた大喜びで、二人の子どもをいっしょうけんめいかわいがりました。
公婆這就好高興的幫這兩條都每天我的乖寶寶啊我的乖寶寶啊、過當成乖寶寶喂起來了。
二人とも力が強くて、大変な山仕事も、あっという間にかたづけてしまいます。
這兩傢伙根本就是一條剷車外加一條挖機、天生神力、剷車和挖機都不一定比的贏、反正他兩人這上山作事就好快當。
それに悪い事が大嫌いで、ある日、お百姓さんをこまらせている侍(さむらい)がいると、すぐに飛んでいってやっつけました。
而且這二人還就都不懂跪、別個當官的過來佩把刀要向你農民耍下子威風、兩兄弟瞭都不瞭、你再逼逼反過來幫你弄了。
ところが次の日、子どもたちの留守に殿さまの家来たちがたくさんやってきて、
這就藩王的幾個金牌打手吃了虧、講出去醜人這就被兩個小兒過弄了、不服這個氣、第二天又是拖車人來逽你麻煩了。
「わしらの仲間が、ひどい目にあった。お前の二人の子どもを出せ。いやならお前を連れていく」
と、言いました。
聽講你們屋昨天兩個小兒好屌啊!連我們兄弟都過著弄了去、來!讓老子看下子你們今天還屌不屌啦!
快點喊那兩小雜种過來!
「だめだ、大切な子どもたちを渡せるものか!」
おじいさんが断ると、家来たちはおじいさんをしばりあげてお城に連れていきました。
公婆這就護啦、怎麼都不願意跟官差交了這個人、剛好就又是兩兄弟今天一起上了山去、官差看提不到兩小傢伙幫公婆一脅、這兩老卵日一帶走我怕你不來啊?
さて、その事をおばあさんから知らされた火太郎と長太郎は、すぐにお城へ行って、
歸了屋、公和婆子你媽批不見了、兩兄弟這就問啦、村裡面人講著上次被你搞的官差帶好多人來拉走了、兄弟兩人這也過逽人麻煩去了。
「どうかおじいさんを、返してください」
と、殿さまに頼みました。
すると、殿さまは、
這過接見的人還直接就是藩王。
兩兄弟不浪費時間、開門見山、要人放人。
「よし、じじいの命は助けてやろう。そのかわり、お前たちは死刑だ」
放人當然可以、我本來就不打算動兩條老家夥、但我要你們留落來幫這兩條老家夥的命替了。
と、言って、長太郎をろう屋に閉じ込めると、火太郎を広場に連れていきました。
藩王令一下、長太郎這就過捉到被關進籠子了、火太郎則是直接被壓上刑場要砍腦鬠了。
「こいつを、火あぶりにしろ」
趕赴刑場、藩王下令是要幫人直接烤了去。
殿さまの命令で火太郎は木にしばりつけられると、足の下にまきがつみあげられました。
這就樁子上面一綁、踋底下炭一堆。
「それっ!」
まきに火がついて、まっ赤な炎がメラメラと火太郎をつつみます。
一聲令下、點你媽的火!
就看火蛇竄動、火太郎就過這麼被大火㷋了。
でも火の中から生まれた火太郎は平気で、ニコニコしながら殿さまを見下ろしています。
「な、なんだ。もっと火を燃やすんだ!」
但藩王就你媽感覺哪裡有點不對勁啊、這傢伙自己人都著點了為甚麼還到笑哦?
是你媽老子加的柴火不夠多嫌我小氣啊?這就又繼續下令堆柴。
殿さまの命令で、まきがどんどんくべられましたが、火太郎はますますニコニコしながら殿さまを見下ろしていました。
柴火越堆、火就越大、而太郎也越笑得越讓藩王發寒。
その時、ろう屋から大きな音がして、長太郎が飛び出してきたのです。
一陣巨響傳來、是狗籠子那邊破了、長太郎人這過也是一下現身了。
大男の長太郎には、ろう屋をこわすぐらい簡単な事です。
挖機拆你條監獄自然是輕輕鬆鬆。
それを見て、さすがの殿さまも怖くなり、
藩王這下徹底感到不對了、整個人這就開始㥬、這惹到你媽不敢惹的人了啊、當機立斷。
「二人とも許す。だから城を、こわさんでくれ」
と、泣いてあやまったそうです。
直接是求到兩位大仙講不計前嫌了、幫自己藩王的這個面子過了、你們只管帶到老家夥走、只求莫在繼續到這裡搞破壞了、大家安康。
講這話時藩王過都慪出了聲。
おしまい
结束
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