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福娘童話集 > 日本民間故事 > 121-150
第 128話
(日本民間故事 128)
もんじゃの吉
鐵板吉
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、南部の国(なんぶのくに→岩手県)に、『もんじゃの吉(きち)』」という、とんちの上手な男がいました。
到好久以前的南部國就有個喊鐵板吉的大聰明。
ある日の事、吉が山を歩いていると、キツネたちが集まって話しをしていました。
這天吉到坡上走、一群狐狸的會也到這山上開。
「長者(ちょうじゃ)のせがれが嫁を探しておるそうだが、なかなか見つからんらしい」
今天這個會是這麼開的、講這地主跟他兒逽堂客這麼久一個都㫘看上啊。
「長者ももう年だから、はやく孫の顔が見たいのだろう」
他都一條要死的人又這麼挑、又要挑又急到要抱孫啦。
それを聞いた吉は、いい事を思いつきました。
(こいつはうまく立ち回れば、酒とごちそうにありつけるぞ)
吉就聽到狐狸們開這條開會自己也好像是望到了商機、腦鬠裡面是轉到飛快。
そしてニコニコしながら、キツネたちに話しかけました。
竟然也是湊了過去、對到正到開會們的狐狸幫話過接了。
「やあやあ、キツネどん。
おれと、手を組まないか?
講我這裡現在有門好生意、大家可以一起合作下子看是作還是不作?
長者にはおれから話をつけて、あぶらあげでもあずきご飯でもたくさん用意させるから、お前たちは花嫁と嫁入りの行列(ぎょうれつ)に化けてくれ」
講白了就是一起到地主屋去騙餐飯吃、這人結婚肯定要擺宴、事情方面就由我來招呼、你們這就出人力、新娘還有花轎方面你們不是變得來啊?只要你們肯、到時桌子上面的油豆腐還有豆沙飯肯定是少不了的。
それを聞いて、キツネたちは大喜びです。
狐狸崽子們一聽有油豆腐、這生意作得啊。
「ほんとうか? よし、花嫁と嫁入りの行列はまかせておけ」
不過狐狸也有疑、也是問了下確認了吉真的有這條想法、覺得㫘問題才準備開始了動這條手。
それから吉は、長者の屋敷へ行きました。
而吉這邊確實也是跑地主那邊去了。
「長者さま。息子さまに良い嫁さまが見つかったから、おれがお世話をします。
敲門開口第一句就是自己這邊幫你訪到個合適堂客、你到時見面看下子怎麼樣啊?
長者さまは、あぶらあげやあずきご飯を用意してください。
今夜にも、嫁入りをさせますで」
要不現在就準備點晚飯啊?就搞點油豆腐還有豆沙飯甚麼的請人吃一餐。
晚上我就讓人直接來了、你看人合適就直接過留你屋算他。
「おう、それはめでたい話しじゃ」
長者は大喜びで、さっそく準備にとりかかりました。
地主看這案子確實是可以、感謝別個吉跑這趟幫了忙、要他繼續去招呼那邊、自己這就準備晚飯了。
その夜、吉は仲人(なこうど→結婚の仲介をする人)になって、嫁入り行列の先頭にたちました。
夜、吉還真就帶到花轎幫人領到地主屋來了。
花嫁道具を運ぶ男たちや花嫁の親戚(しんせき)の人たちが、ちょうちんを手に長者の家にむかいました。
這花轎隊列就長啦、人潮是多了個卵脬翻天、人手一個小燈籠提到照過來的。
「これは大した花嫁行列だ。吉さん、よい嫁を紹介してくれた。
せがれも、喜んでおるぞ。
さあさあ、あがってくれ」
地主一屋㫘想到吉是直接幫這事跟自己一步搞到位了。
一下這麼大的花轎都跟自己接過來了、一屋人是都好高興。
吉は長者の家にあがるとさんざんごちそうになって、おみやげもたくさんもらいました。
看人這麼誠心誠意幫自己辦事、也是到屋裡款待了一些、完事又是讓人提了大包小包的東西走。
次の朝、長者の屋敷は大さわぎとなりました。
哪曉得這就第二天一早、地主屋裡開始翻起來了。
家中がキツネの足あとだらけで、花嫁や花嫁の親せきたちが一人もいないのです。
昨天屋裡的那麼多吃酒的人今天一早怎麼是全部不見了哦?而且屋裡全部都是狐狸的踋板印子一些。
「さては、きのうの花嫁たちはキツネだったか!
もんじゃの吉め、キツネをそそのかして、よくもこのわしにはじをかかせてくれたな!」
地主這就馬上曉得事情不對了、一下想到了吉、逽人麻煩去了、就講哪有還㫘見面花轎就直接幫你迎來的案子哦、事情跑的這麼急、還就真是條套啊。
長者はカンカンに怒って、吉の家へ飛んで行きました。
地主幾腳路一趕這就吉的門一敲。
「やい、インチキ仲人! ごちそうと酒のお金をかえせ!」
ところが吉は、すました顔で言いました。
脾氣好大的要人退錢了、還講要人幫昨天吃的酒菜全部跟自己吐出來、這下就不止是禮金了。
但是吉就是一副你到講甚麼的表情。
「へっ? あの、何の事でしょうか?」
問地主屋裡這是出甚麼事了啊?
「とぼけるな! お前が嫁を世話すると言って!」
地主要人莫裝杓、這還就不是你幫老子走的那門親?
「さあ、身におぼえがありませんなあ。
おそらくそれは、キツネのやつがわしに化けてイタズラしたんでしょう。
近頃のキツネは、悪知恵がはたらきますからね」
但卻聽吉只是講自己這幾天一直就到屋裡頭、跟你見面還就是今天這一次、莫不是被狐狸裝成我的樣子到你們屋騙去了哦?自己不曉得、是真㫘去過你屋啊、也㫘吃過甚麼酒席更莫講收你甚麼禮金了、你要不到我屋翻來啊?
「ぐぐぐっ・・・」
吉は見事に、長者を追い返してしまいました。
地主聽吉這麼講、這下過就像是吃條啞巴虧樣的直接走了。
果然這大聰明就是聰明啊。
おしまい
结束
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