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福娘童話集 > 日本民間故事 > 121-150

第 131話
(日本民間故事 131)
エビとタコとフグのおどり

エビとタコとフグのおどり
海鮮搬家

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、エビとタコとフグが海から地上へ引っ越ししようと、浜辺へと出てきました。
到原始的遠古時代、這蝦跟章魚還有河豚的祖先就準備搬家從海裡面搬到陸地上來。

「やっぱり、地上は気持ちがいいな」
と、エビが言いました。
蝦子一上陸這就講了、操你媽、果然還是這陸地上的空氣吸起來舒服。

「本当に。こうやって風に吹かれるのも悪くない」
と、タコが言いました。
章魚哥這就也發表感受了、是啊、這風吹起來好舒服哦、水底下根本㫘得。

「そうそう。お日さまがあたたかいや」
と、フグが言いました。
是啊、而且還黢卵黑、不像這上面有太陽。
最後講這話的人是河豚。


するとそこへカラスが飛んで来て、マツの木の上から、
但突然這時就飛來了一隻烏鴉、松樹上面一歇。

「とって食おう。とって食おう」
と、鳴きました。
海鮮大餐!海鮮大餐!
一下過開始叫起來了。


エビとタコとフグはビックリして、カラスに言いました。
突然三人是一下慌了、還以為這烏鴉是條甚麼卵地頭蛇、對到別個示弱了。

「どうか、とって食うのはかんべんしてください」
「いいや、かんべん出来ない。海の生き物が地上へ引っ越しなんて、なまいきだ」
講莫吃自己啊、自己是新來的只是想搬個家。
不準搬!不準搬!要搬就搬到我肚子裡面來!


「それでは、じまんのタコおどりを見せるから、食うのだけはかんベんしてください」
「わたしも、エビおどりを見せますから」
「そいつは、おもしろそうだ。それなら、一匹ずつおどってもらおう」
「それでは、まずわたしから」
章魚哥㫘了法、這就講了、那這讓我跟你吹個嗩吶再下結論怎麼樣啦?自己吹這傢伙最在行。
蝦子就講那這傢伙吹我就跳舞、我最會跳蝦舞的、你看高興了就放了我們幾個啊?
好嘛、那就讓爹看下子你們都會跳些甚麼卵、看好不好、再來安排你們命運的去向、一個一個跟老子跳!不要一起來。
蝦子就講那自己先。


エビが前に進み出て、飛びはねながら歌いました。
♪海の上には
♪すてきな三日月さま
♪ピョンとはねれば
♪なみがちる
等到音樂響起就看蝦子走起了鬼步。
嘴巴裡面念起了甚麼卵、海月涙散。


その姿はまるで、海の上にうかんだ三日月にそっくりです。
「いいぞ、いいぞ」
蝦子人到台前面唱、河豚跟章魚哥還到暮後面跟人拉背景、這就真的一幕海淚映新月出來了。

カラスは、大喜びです。
烏鴉過就開始鼓掌拍手講起了好好好。

今度はタコが進み出て、近くのマツの木に足を一本かけました。
看到蝦子這事估計是穩了、就換成章魚哥上、人先是八隻踋其中一隻松枝上面一攀。

♪まがったマツに、まっすぐな竹
♪パッと開いた、ウメの花
♪松竹梅が、
♪風にゆらゆら、さいてちる
唱起了甚麼卵梅松竹、風來花咲散。

タコは歌いながら、のこりの足を広げておどりました。
章魚哥邊你媽唱還邊幫自己身體到枝頭上伸展成一朵花的形狀。

それはまるで、風にゆれるウメの花にそっくりです。
這樣子真過就是你媽的寒梅吹雪。

「いいぞ、いいぞ」
看到烏鴉是直呼好好好。

カラスは、これまた大喜びです。
就這麼到被驚奇又是拍起了手。

「では、次はフグの番だな」
「・・・・・・」
「どうした? はやくおどれ」
河豚、這次你他媽來。
但烏鴉發了話河豚不作聲。
操!你為甚麼不動啊?


体の丸いフグは、エビやタコのように体をくねらせておどる事が出来ません。
河豚就是條肥嘟嘟、全身都是球、一看從來就㫘運動過、哪個還跟你來唱歌跳舞哦。

フグは、小さな声で言いましした。
河豚也過小聲的跟烏鴉解釋了。

「わたしはごらんの通りの体で、おどりは出来ません。どうか、かんべんしてください」
講自己人肥跳不來舞。

「だめだ。何も出来ないのなら、お前を食うぞ」
那你人肥好啊、肥肉好入喉、你就是爹的海鮮大餐了。

カラスが言うと、フグはしかたなくひっくり返って歌を歌いました。
看到烏鴉要弄自己人了、河豚一彈、也開始獻醜了、上了台這就。

♪フグにおどって見せろとは
♪それはあんまり、無理難題
♪フグに出来る事はと言えば
♪大きな、大きな、ふくれつら
讓我跟你表演變個球。
這就看到河豚充氣變球了。


フグはそう言って、大きくふくれてみせました。
しかしカラスは、なっとくしません。
烏鴉就看到河豚幫條球變了、你違就只會條變球啊?烏鴉欣賞不來河豚這條球。

「だめだ、だめだ。ただふくれるだけじゃ、おどりじゃない!」
馬上開口要人換、講這球不行、緩不了你的命數。

するとフグが、かくごを決めて言いました。
「それではどうぞ、わたしを食べてください。ただし、フグの毒にあたっても知りませんよ」
那你就幫我吃了咯、到時我們一起見閻王、你也狗命休矣的、我全身上下都是毒哦。

それを聞いて、カラスはハッと気がつきました。
フグの体にはおそろしい毒があって、フグを食べた仲間が何羽も死んでいるのです。
烏鴉一開始還想這河豚莫不是到騙自己、後面一想對啊、怪不得自己好多兄弟吃了河豚後就莫名其妙死了去、現在都搞不清楚是甚麼案、現在一想對了。

「わかった、わかった。お前のおどりもなかなかおもしろかったから、かんべんしてやろう」
そしてカラスは、
「とって食わねえ、とって食わねえ」
と、鳴きながら飛んで行きました。
那好嘛、算了、我看你條胖子油也多、莫到時噴我一臉油、這肥肉吃多也不健康、這次就放你了。
其他兩條傢伙烏鴉覺得還可以、提都㫘提直接就那麼飛走了去。


「やれやれ、助かった。もう地上へ引っ越しするのはやめだ。やっぱり海へ帰ろう」
三條傢伙看緩了狗命馬上往海裡面鑽、這地上太你媽危險、一條烏鴉都這麼惡、還莫講其他啦。

エビとタコとフグは、あわてて海の中へもどって行きました。
最後這就三傢伙都㫘搬家成功啦、繼續到海裡面將就了。

おしまい
结束

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