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福娘童話集 > 日本民間故事 > 121-150

第 133話
(日本民間故事 133)
もちはこわい

もちはこわい
粑粑鬼

日本語 ・日本語&中国語

♪音声配信(html5)
音声 ハッサン ハッサンの窓

むかしむかし、ある山の村の婿(むこ)さんが、初めて山をおりて嫁さんの家へ行きました。
到好久以前一直到山上久居的一屋人這就屋裡男的被人講了親要下山當人女婿去了。

嫁さんの家では婿さんにごちそうしてやろうと、おもちをつきはじめました。
一到屋就是先吃飯、岳老頭屋這就上菜、到了後面這就盤子裡面端出了塊粑粑。

するとそこへ近所の家の小さい子どもがやってきたので、家の人が、
「だめだめ。これは、こわい物だ。危ないから、あっちへ行っていろ」
と、言ったのです。
剛好這時屋裡來了外人來串門、就是村裡面幾個天天亂跑到處玩的小卵日、岳老頭這邊看到就怕小兒們到時吃了招待了女婿的粑粑、緊到講這東西有毒喊他們莫要撓。

それは子どもを追い返すために言ったのですが、それを聞いた婿さんは、おもちが本当にこわい物だと思いこんだのです。
等幫幾條小屁股全部支去、又喚自己女婿吃了這個粑粑、但是女婿心思想的就是這傢伙莫就是真的有毒啦、一下怕起來了、畢竟一直山上住到的、這還是第一次下到山下來、就認不到粑粑這東西。

「さあ、出来た。婿どの、遠慮しないで、どんどん召し上がってくださいな」
岳老頭看女婿不動這就又勸。

そう言っておかみさんがお皿に乗せて持ってきた物は、おもちをあんこで包んだぼたもちでした。
それを見た婿さんは、
人粑粑皮還是跟你用豆沙包的、肯定就是想讓你趁熱試下味啦、這豆沙不是顏色比較深啊。

(やや、なんてまっ黒い物なんだ。これはきっと、バケモノにちがいない)
女婿第一時間聯想的就是這毒蛇顏色豔、這一坨又是像腫瘤的傢伙絕對有毒吃不得。

と、思って、ガタガタとふるえたまま食べないでいました。
這過看到粑粑人就一直到抖、完全不敢用手抓。

するとおかみさんは婿さんがお腹いっぱいなのだと思い、帰る時にそのぼたもちをふろしきに包んでお土産に持たしてくれました。
這屋人就講不曉得是甚麼案啦、心想莫肯定是飽了哦、就喊人一定要試下子這條粑粑、又幫它打了包讓女婿當成是伴手禮提回去了。

「これ、持って帰るのか?」
「ええ、えんりょなく、持って帰ってくださいな」
「・・・はあ」
好不容易逃了這一劫粑粑㫘吃、㫘想到現在人又讓自己帶回去、女婿都懷疑自己聽錯了。
岳老頭屋看人遲疑就讓人不要客氣只管帶走。
女婿也過只能諾啦。


婿さんは仕方なくぼたもちのふろしきを受け取りましたが、途中で長い竹ざおを拾うとその竹ざおの先にふろしきをぶらさげました。
「よし、これで大丈夫だ」
走路上幫粑粑提手裡女婿心裡是好慌、生怕碰了一下就被粑粑這東西搞死了起來、後面路過塊竹林這才放了心、取根長竹幫包一吊這麼挑到背後和粑粑保持距離人就感覺穩了。

ところが竹ざおの先にぶらさげたふろしきが、だんだん下へおりてきて婿さんの背中にペタリとぶつかったのです。
但就這吊到的粑粑順到竹竿一路滑啊滑、離女婿的背部是越來越近了、女婿人還㫘發現、最後直到這粑粑錘了背。

「ウヒャーーーァ! まっ黒のバケモノが背中にかみついた!」
女婿直接慌的是人跳起來了、以為這黑粑粑鬼吸自己背上來要殺自己了。

びっくりした婿さんが竹ざおを投げ捨てると、ふろしきからこぼれ出たぼたもちがつぶれて、中から白いおもちが出てきました。
這直接就是還要甚麼竹竿和包哦、全部不要甩丟跑路啦、這一甩粑粑打包的袋子也散開了、裡面的粑粑也𢴈地上來、外面那層豆沙皮也被撞分離了去、露出了白粑粑肉。

それを見たむこさんは、よけいにビックリして、
女婿看到粑粑鬼變了形這過就更加怕了。

「ドヒャーーーァ! バケモノが、歯をむいてきただ!」
心想這次是呲遼牙出來要咬自己了啊!

と、言って、そのまま家まで逃げ帰ったという事です。
這過一下奔的就更加快了、分分鐘過最後幫屋回了。

おしまい
结束

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