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福娘童話集 > 日本民間故事 > 151-180
第 152話
(日本民間故事 152)
元の平六
回檔街
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、ある町に、平六という貧しい男が住んでいました。
到好久以前的一條街上、住到條喊平六的窮老百姓。
その平六は、とても不精者で、洗濯が面倒だと、同じふんどしを二年もしめていました。
平六這傢伙不願意洗衣服甚麼的、就講他自己那條兜襠布、已經是穿過兩年的原味了、從他買回來的那天起就㫘換過。
だから初めは真っ白だったふんどしも、今では汚れて焦げ茶色をしています。
一開始是條白色的傢伙、現在已經全被染上了尿漬、跟塊抹布㫘得區別。
そしてそのふんどしは、雨が降りそうになると湿気で白いカビが生えて白っぽくなり、天気になって乾燥してくると、カビが消えて元の焦げ茶色になるのです。
還有更神奇的就是這平六的神褲衩還是條培養皿、平六一旦外出下了雨淋溼了這褲衩、但平六回了屋也就是往地上一甩、跟你堆地上、也不怕漚爛了它、最多就是等雨停直接掛外面風乾去、這就講褲衩上面久了就開始長出一層白色毛毛的菌衣、這平六直接一穿估計雞兒都要爛、除非碰到大太陽爆曬、讓這條兜襠布硬成塊鋼板、除去了細菌這才穿到得。
ですから、その事に気づいた平六が、
「明日は晴れだ」
と、言うと、必ず晴れますし、
「もうじき雨が降る」
と、言うと、必ず雨が降って来ます。
因為還㫘乾的時候平六就穿過、發現雞兒實在是癢、這就一脫、又等它風乾去了。
後面平六透過觀察自己的兜褲布發現了、若是空氣中溼氣重、自己的大褲衩就會加重霉化、透過霉化程度、平六甚至都可以判斷出明天是不是陰天、會不會陰到下雨、若是菌衣消失、褲子風乾、視情況、由此又可以預測出明日天晴的程度。
この兵六の天気占いがあんまりよく当たるので、町の人たちはいつも平六のところへ明日の天気を聞きに来るのでした。
最後平六憑藉到這份本事當起了半仙、每天開始預報起了天氣、這講是天晴就是天晴、要你下雨你就要下雨、次次都準、街上大家都過全信了。
そしてこのうわさは、お城のお殿さまの耳にまで届いたのです。
後面名頭實在是太大、連藩守都曉得了自己這街上有尾能呼風喚雨的神人、於是乎也想請別個到自己府上前來一探究竟了。
「平六とやらの天気占いは、そんなによく当たるのか。面白い、わしの家来にとりたてよう」
こうして平六は、お殿さまの家来になったのです。
過也是想幫這些個能人異士收入自己庇下、壯大自己實力、一翻周折、平六被藩守看中變成家臣了。
家来になった平六は、お殿さまのお天気相談役に取り立てられ、お殿さまが大好きな狩りに行く日の天気を占うようになりました。
平六這就也天天盯到自己的兜襠布看啦、藩守一準備要去打獵就問平六明天天氣好不好了、平六就看自己大褲衩上的霉是消㫘消就懂了、如實彙報。
狩りに行く日の天気が前日に分かるため、お殿さまは大喜びです。
これにより平六は、立派な服を着て家を建て替えるほどに出世したのです。
後面藩守看到這平六的預測實在是準啊、來了這麼條神仙兒是好優待別個、花大錢養到的。
這麼到平六起了大屋子、換了新衣裳、這後面屋裡的一切都有人幫自己打理了。
(おれも偉くなったのだから、いつまでも古いふんどしをしめているわけにもいかんな)
於是這天就又看向了這條陪了自己這麼多年的兜襠布、心想如今我已經飛黃騰達、還用這塊這塊抹布包的雞兒讓人曉得不是見笑?平六這一下也愛起了乾淨。
そう考えた平六は、古い汚れたふんどしをたんすにしまい込んで、新しいふんどしに取り替えました。
但平六也不至於蠢到幫這塊舊的傢伙甩不見了去、而是幫他當條家寶收藏、自己穿的那條換成了乾淨的傢伙。
さて、夏のある日の事、お殿さまが隣の国のお殿さまと一緒に狩りに行くと言うので、平六は明日の天気を占う事になりました。
一段時日過去、藩守又想起了打獵這事、夏天來了還準備邀到附近的鄰藩藩王一起、這就又呼來了平六。
「では、明日の天気を占いますので、しばしお待ち下さい」
そこで平六は家に飛んで帰ると、たんすの奥から古いふんどしを引っ張り出しました。
平六就講自己要先回去、讓老闆靜待消息、分分就好了跟你來彙報。
快馬趕路回屋、抽屜一拉、這就又看到這陳年舊物了。
するとふんどしには、白いふわふわのカビが一面に生えていて、まるで雪をかぶったかのように真っ白です。
平六這就看到霉化已經侵蝕了整個抽屜、自己的兜襠布是體積變大了好幾倍、上面的黴菌跟雪一樣傾覆到褲衩表面。
「はて、これは何だろう? ・・・おお、そうか!」
這麼久塵封再隔一眼變成這樣子了、平六馬上是人懵逼了、不過還好、馬上懂了。
しばらく考えていた兵六は、急いでお城へ戻るとお殿さまにこう言いました。
這是你媽明天要下雪!已經不是雨了!平六又是快馬加鞭跑去跟自己老闆彙報了。
「お殿さま、明日は雪でございますので、狩はおやめになった方がよろしいでしょう」
すると、それを聞いたお殿さまは、
喊自己老闆明天就躲屋裡不要去、到時大雪封山、莫反而還遇難了遭遇不測。
「この馬鹿者。夏だというのに、どうして雪が降るのだ! もし雪が降らなかったら、お前は、お役御免だ!」
と、カンカンに怒りました。
但藩守一想現在是夏天是要怎麼個大雪封山法哦?以前以為這傢伙還可以、今天講出來的話怎麼就這麼蠢啦?但自己也還是不願去賭上這一遭、萬一若是真下雪了、平六到時就是更加的被看重、但藩守現在是已經想要免去平六職位了。
幫人大罵了一餐、講這大熱天得下甚麼雪?又講你能不能留就看明天的天氣了。
次の日、雨は降りましたが、やっぱり雪は降りませんでした。
そこで家来をクビになった平六は、また元の貧乏に戻ってしまったのです。
次日早、第二天的天氣確實是不好、但卻㫘跟黴菌表示的那麼誇張一樣、夏天下起了大雪、也就只是正常的落起了雨、而因平六這次錯把雨估成了雪、昨天又因觸怒藩守、被人藉故免職了去。
那些伴隨到的平六的富貴也是一下不到、全部沒收走了去、平六這就又是光屁股一個了。
この事から、一度良くなった事が、また元に戻る事を、『元の木阿弥(もくあみ)』の真似をして、この地方では『元の平六』と呼ぶようになったそうです。
看到股市瘋長、一夜回檔、等平六回到了舊地、大家就都問、問完就都笑、笑完之後還要講起別個聽讓別個也笑、後面大家都曉得了平六這事、外地人這就過路、也過曉得了、於此、此後大家都幫這裡的地名喊成了回檔街。
おしまい
结束
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