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第 293話
(日本民間故事 293)
長い話で、長者婿

長い長い昔話
長尾蛇

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、ある長者の家に、とても可愛い一人娘がいました。
到好久以前就有一屋地主的女是生的好嬌貴。

その娘は、むかし話を聞くのが大好きです。
這女最喜歡聽的就是別個跟自己講故事。

そこで長者はむかし話をたくさん知っている若者を婿に迎えようと思い、こんな立て札を立てました。
地主為了顧及以後這自己的女婿也是可以一直得討自己女歡心、就想幫自己女專門逽條好會講的傢伙跟她當男人上算、地主這就門口插牌子了。

《娘が聞き飽きるほど昔話を語った者を、娘の婿にする》
我女喜歡聽故事、那個若是能講故事讓她一直聽到飽那就有資格當我的上門女婿。

するとさっそく一人の若者が長者の家を訪ねてきて、こう言うのです。
才將牌子一插一條年輕人過路就看到了、地主門一敲、自己也過試下子去啦。

「むかし話なら、おれに任せて下さい。いくらでも語ることが出来ます」
開口就是跟人打了包票、講自己講故事最在行、絕對可以讓你女聽到飽。

そこで試しにむかし話を語ってもらったのですが、長者の娘はいくらむかし話を聞いても、
好啦、這就開始面試、三條傢伙圍到坐、男的講故事、女聽故事、地主看男的跟自己女講故事。

「もっと聞かせて。もっと聞かせて。もっと、もっと」
と、何度も何度もむかし話のおねだりをするのです。
但就幾條鐘頭過去、從開始到現在、你媽一千零一夜全都跟你講完了這女還是㫘聽夠、一直喊男的要再講再講、別個這口水都是跟你乾完了。

若者は知っているむかし話を全部語り終えると、
「おれの負けです。これ以上は、むかし話を語ることは出来ません」
と、尻尾を巻いて帰って行きました。
等男的又是憋出了幾個、但卻看到了這女的表情還是好期待自己繼續講一樣、男的心想稀爛、這臉都黑完了、而且口水也你媽乾了、不行不行、開溜、跟地主講了句抱歉、本事不行、跑了、跑了。

それから数日後、また若者が訪ねてきました。
「おれは、むかし話を飽きるほど語ることが出来るぞ」
這就又過幾日、地主屋又是一條童話大王過路幫這塊牌子過看到了、門一敲進屋面試去了。

そこで今度も、むかし話を語ってもらったのですが、これもまた、いくら語っても語っても娘は次の話をおねだりするのです。
這次跟你講新一千零一夜、因為這男的剛開口講第一個別個女就講自己聽過了、要換、如此就是這麼幾個鐘頭下來、男的有點開始不行了。

「もっと聞かせて。もっと聞かせて。もっと、もっと」
但女的還是一直睜到條好大眼睛對到男的認、講他為甚麼要停、快點繼續跟我往後面講。

そこで全てのむかし話を語り終えた若者は、これもまた尻尾を巻いて帰って行きました。
男的㫘了法度、又是幾口水一吃重新上陣、等到完全㫘了料但女又是開始了催、尾巴一夾跟人地主講了句自己能力不夠、也告辭跑了。

そしてそれから数日後、またまた別の若者が訪ねてきました。
幾天後、第三天男的這就來了、講有這等好事啊、故事我最會講的。

「わたしは、いくらでもむかし話を語ることが出来ます。ですから、婿にして下さい」
地主門一拍、面試去了。

そこでその若者にもむかし話を語ってもらうことにしたのですが、そのむかし話というのが、こんなお話しなのです。
這男的不玩花樣、別個只跟你故事講一條、但卻是長篇巨作、長了你媽卵脬翻天簡直就是流水賬、這條字數他就是這麼幫你湊的。

「むかしむかし、ある大きな木の根っこに蛇の穴があって、そこから長い長い長いヘビが出てきたのです。
到好久好久以前、山上有顆樹、樹根土窩邊上是條洞、洞裡面是條千年老蛇精、這蛇尾巴它就好長好長好長、有天它就從洞裡面出來。

あまりにもヘビが長いので、ぜんぜん尻尾が見えません。
因為太你媽長了、這神蛇見頭不見尾啊、就看尾巴一直拖一直拖。

のろのろのろのろのろのろ出てきますが、今日は尻尾が見えません。
拖了你媽個一天、這尾巴還到樹洞裡面勒。

明日も、のろのろのろのろのろのろ出てきますが、尻尾が見えません。
這就第二天天亮、這千年老蛇精還㫘拖完、尾巴還是繼續到裡面。

明後日も、のろのろのろのろのろのろ出てきますが、尻尾が見えません。
你就講拖了第三天吧、別個還你媽到跟你到拖、就是不見個尾。

その次も、のろのろのろのろのろのろ出てきますが、尻尾が見えません。
第四天、依舊。

その次も、のろのろのろのろのろのろ出てきますが、尻尾が見えません。
好啦、第五天。

その次も、のろのろのろのろのろのろ出てきますが、尻尾が見えません。
一直到了第六天、反正它就是跟你拖到的。

その次も、のろのろのろのろのろのろ出てきますが、尻尾が見えません。
一個星期了、還㫘完。

その次も、のろのろのろのろのろのろ出てきますが、尻尾が見えません。
その次も、・・・」
と、ずっとその話を繰り返すのです。
一千天、一萬天、一萬零一天、一萬零二天、一萬零三天、一萬零四天。

あんまり『のろのろ』が続くので、ついに娘もむかし話に飽きてしまい、ぐーぐーと寝てしまったのです。
就是這麼到女一直想曉得這蛇尾究竟是拖了你媽好久、但結果是蛇尾巴還㫘出來、過先把自己聽睡著了。

それを見た長者は若者の知恵を大変気に入り、喜んで婿に迎えたという事です。
地主一看這傢伙屌啦、想我都哄不了自己這女關燈睡覺、就是因為別個睡前要聽你講故事、這一講過講到第二天天亮、一看男的這麼會、跟到讓他幫自己女婿過當了。

おしまい
结束

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