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11月1日のｲｿｯﾌﾟ童話



病気のカラス

　 病気になったカラスがお母さんにいいました。
「母さん、泣いてばかりいないで、神さまにおいのりしてよ」
　 お母さんカラスがいいました。
「おまえをかわいそうだと思ってくれる神さまがどこにいるというのかい。おまえがおそなえものをぬすまなかった神さまは、１人もいないじゃないか」

　 この話は、ふだんたくさんの敵をつくっている人は、こまったときにだれも助けてくれないことをおしえています。

おしまい