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侍(さむらい)・武士(ぶし)
侍(さむらい)とは、簡単(かんたん)に言(い)えば、大名(だいみょう)に仕(つか)える人(ひと)のことです。
元々(もともと)は、武器(ぶき)をもって貴族(きぞく)の警固(けいご)に任(にん)じた者(もの)の事(こと)をいいます。
昔話(むかしばなし)に出(で)てくる侍(さむらい)は、たいていが貧乏(びんぼう)です。
江戸時代(えどじだい)には「切り捨(きりす)て御免(ごめん)といって、無礼(ぶれい)を働(はたら)いた下士(かし)・町人(ちょうにん)・百姓(ひゃくしょう)などを斬(き)り捨(す)てても、とがめられないという、こわい特権(とっけん)が侍(さむらい)にはありました。
中(なか)にはその特権(とっけん)を悪用(あくよう)して「辻(つじ)斬(ぎ)り」を行(おこな)う、悪侍(あくさむらい)もおりました。
侍(さむらい)が登場(とうじょう)する、主(おも)な昔話(むかしばなし)。
・彦一(ひこいち)のウナギつり
・舟(ふね)の渡し賃(わたしちん)
・切(き)れない紙(かみ)
・うぶめにもらったかいりき