小学生童話 日本昔話の用語集
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カミナリさま

カミナリさま

 カミナリさまとは、雲の上(くものうえ)に住(す)む雷神(らいじん)のことで、虎(とら)の皮(かわ)のふんどしをしめて、太鼓(たいこ)を打(う)ちならして雷(かみなり)をおこすといわれています。
 昔(むかし)から、「地震(じしん)、カミナリ、火事(かじ)、おやじ」と言(い)われるほど、人々(ひとびと)から恐(おそ)れられる存在(そんざい)でした。
 また、人間(にんげん)のおへそをとるといわれていますが、それは、雷(かみなり)のなる天気(てんき)の時(とき)は、気温(きおん)が急激(きゅうげき)に下(さ)がるため、おなかを出(だ)して寝(ね)ていると、おなかを冷(ひ)やして、おなかをこわしてしまうことからきています。

 カミナリさまの登場(とうじょう)する、主(おも)な昔話(むかしばなし)

(かみなり)さまとクワの木(き)
(かみなり)さまのびょうき

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