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町人(ちょうにん)とは?
都市(とし)に住(す)む人(ひと)たちの総称(そうしょう)で、商人(しょうにん)・職人(しょくにん)の身分(みぶん)の者(もの)をいいます。
江戸(えど)は当時(とうじ)、100万人(まんにん)を越(こ)える大都市(だいとし)でしたが、そのうち町人(ちょうにん)と呼(よ)ばれる人(ひと)たちは、半数(はんすう)の50万人(まんにん)もいたと言(い)われています。
士農工商(しのうこうしょう)の身分制度(みぶんせいど)では、比較的(ひかくてき)身分(みぶん)の低(ひく)い人(ひと)たちですが、お金(かね)はほかの身分(みぶん)よりも持(も)っていました。
小話(こばなし)は、江戸(えど)の町(まち)が主(おも)な舞台(ぶたい)ですので、 小話(こばなし)には町人(ちょうにん)が数多(かずおお)く登場(とうじょう)します。
ちなみに、江戸(えど)の土地(とち)を所有(しょゆう)する職業(しょくぎょう)の割合(わりあい)ですが、武士(ぶし)が70%、お寺(てら)や神社(じんじゃ)が13%、町人(ちょうにん)が残(のこ)りの17%だったといいます。
町人(ちょうにん)が登場(とうじょう)する、主(おも)な小話(こばなし)。
・まんじゅうこわい
・くさい商法(しょうほう)
・十二味(じゅうにみ)のとうがらし