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カミナリさまとは?
カミナリさまとは、雲の上(くものうえ)に住(す)む雷神(らいじん)のことで、虎(とら)の皮(かわ)のふんどしをしめて、太鼓(たいこ)を打(う)ちならして雷(かみなり)をおこすといわれています。
昔(むかし)から、「地震(じしん)、カミナリ、火事(かじ)、おやじ」と言(い)われるほど、人々(ひとびと)から恐(おそ)れられる存在(そんざい)でした。
また、人間(にんげん)のおへそをとるといわれていますが、それは、雷(かみなり)のなる天気(てんき)の時(とき)は、気温(きおん)が急激(きゅうげき)に下(さ)がるため、おなかを出(だ)して寝(ね)ていると、おなかを冷(ひ)やして、おなかをこわしてしまうことからきています。
カミナリさまの登場(とうじょう)する、主(おも)な小話(こばなし)。
・ウナギのてんのぼり
・かみなりぎらい