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福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 七月
金遣いの荒い若者とツバメ
挥霍无度的年轻人和燕子
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
金遣いの荒い若者がお金を使い果たし、持っていた物を売りつくして、とうとう外套(がいとう→オーバーコートのこと)一枚しかなくなってしまいました。
挥霍无度的年轻人花光了钱,将持有的东西变卖,最后只剩一件外套了。
その時、一羽のツバメを見かけました。
那时,看见了一只燕子。
それは、他のツバメよりも特別に早く渡ってきたツバメでした。
那是一只,不同于其他,迁移来的较早的燕子。
でも、若者はツバメを見たとたん、
但是,年轻人看见燕子的当下。
「ああ、春だ。もう、外套はいらないな」
啊,春天来了,已经,不需要外套了。
と、さっそく外套を売りに行きました。
如是,迅速的去卖外套了。
ところがその後、天気が悪くなり、寒さが戻ってきました。
但是那之后,天气变得恶劣,又恢复了寒冷。
若者がブルブル震えながら歩いていると、あのツバメが凍え死んでいました。
年轻人直打啰嗦颤动着走着,那只燕子冻死了。
若者は、言いました。
年轻人说。
「やれやれ、しょうがない奴だ。お前とおれと両方がこんなみじめな事になったのも、お前のせいだぞ」
哎呀哎呀,真是拿你没辙,你我两方,变得这般落魄,皆因你而起。
このお話しは、どんな事でも時期を間違えると、とんでもない事になると教えています。
这个故事,不管什么事没有把握好时机,结果会变得出人意料,如是教导了。
おしまい
结束
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