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第 7話
(日本民間故事 007)
ドロボウを追い出したおばけ (健全普通話版)
四不像退山賊
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、あるところに、お金持ちのだんなさんがいました。
在很久很久以前、就有著這樣的一個地方、這地方呢、是住著了一位有錢的地主大老爺。
お金持ちでも心のやさしい人で、家でかっている動物を自分の子どものようにかわいがっていました。
大老爺人好心好然後還有錢、即便就是對待自家的那些個家禽也都跟是如同自己孩子一般的用心。
ところが悪い人にだまされてしまい、屋敷(やしき)から田んぼに畑まで、全て売ることになってしまったのです。
可是呀、老大爺他被壞人算計然後落入對方圈套了、就這樣、總歸也還是淪落到了一個要被迫變賣房屋土地的地步咯。
「しかたがない。あきらめるとしよう」
天啦天啦、我可真是倒了大霉、可事到如今也就只能是認命啦呀。
だんなさんが家族とそうだんしているのをネコが聞いて、ウマ小屋にとんでいきました。
大老爺呢、現在就正在和一家子商量著這個賣田賣地的大事呢、而就是一旁貓它是聽到了呀、瞭解了這個情況後、貓是第一時間跑到馬棚去了。
「ウマどん、ウマどん、たいへんだ!」
馬先生、馬先生、大事不好啦!
ネコから話を聞いたウマは、
馬呢、它現在也就是從貓的嘴巴裡面得知到了消息咯。
「それはいかん。なんとかしなくては。すまんがイヌやニワトリもよんできてくれ」
可不能讓主人這樣辦、我們得要想出個辦法才是呀、貓貓貓、你快現在去把雞狗也叫過來、大家一起商量吧。
そこでネコは、この家にかわれているイヌとニワトリもよんできました。
就這樣呢、貓則又是跑去了家裡的雞還有看門的狗那裡、把它們兩隻也是一起招呼了。
「おらは長い間、この家でかわれてきたが、一度だってだんなさんにたたかれたことがない。いつだっておらの頭をなでてくれた」
大家一起在這個家裡也都是住了有這麼久啦、長久以來主人對我一次打罵都是沒有過、而且還是會時不時的撫摸我的頭呢。
と、イヌが言いました。
狗它是這麼說到。
「わたしだってどんなにかわいがってもらったか。もうタマゴをうまなくなったのに、だんなさんはちゃんとエサをくれるもの」
話說回來、那我也不是在一直被照顧著嗎、明明是作為一隻已經生不出雞蛋的老老母雞了、可主人他還是會願意繼續的一直給我喂吃的呢。
と、ニワトリが言いました。
雞它是這樣說道。
ネコもウマも負けじと、だんなさんにかわいがってもらったことを話しました。
這時的貓還有馬也是加入一起、訴說起了這戶主人家是如何的對自己有愛。
「おらたち、どうしてもだんなさんに恩返しをしなくちゃなあ。・・・なにかいい方法はないものか?」
對呀對呀、所以我們無論如何都是要報答主人的這樣一個恩情、為他渡過難關呀……………所以說大家都有沒有個啥的好辦法呢?
と、ウマが言うと、イヌが言いました。
馬這樣說道後、狗開始出建議了。
「むこうのとうげに一軒家(いっけんや)があって、ドロボウたちが住んでいるというぞ。あいつらをおどかしてお金をもらうのはどうだろう?」
我知道、就對面的山上不是有一處荒郊野領嗎?那裡它就有著一處強盜窩、我們去黑吃黑、把他們搶來的錢再給它搶了怎麼樣呀?
「そいつはいい。よし、みんなで出かけよう」
這確實是一個好辦法呀、那好吧、大家這就出發。
ウマもネコもニワトリも、すぐにさんせいしました。
馬貓雞呢、也是很快的就贊同了狗的這個意見。
三匹と一羽は夜になるのを待って、とうげの一軒家に出かけました。
然後呀、一禽三獸等到了夜幕降臨之際、開始是向著那個土匪窩進發咯。
こっそりと中をのぞいてみると、ドロボウたちはお金の山を前にして酒を飲んでいました。
已經到了人家門外、瞧瞧朝著裡面一看、強盜們現在還都正在開心的圍著一座小金山把酒言歡著呢。
ウマはみんなを集めて、小さな声で作戦を話します。
此時的馬示意大家現在集合、而後又是小聲的把作戰計劃會說出了。
「いいな。それじゃいくぞ」
大夥都記住了嗎?記住了那我們就開始。
ウマがしょうじの前に立つと、そのせなかにイヌが乗り、イヌのせなかにネコが乗り、ネコのせなかにニワトリが乗りました。
好傢伙、現在這就只見馬是前蹄一揚、貼人家紙門上了、然後呢、狗它這就是又登上了馬頭、狗頭上面呢、最後又是貓給跳了上去、而最後呀、那就是老母雞一飛、在貓頭上給停了。
「よし、せいの!」
預備、開始!
三匹と一羽は、いっせいになきました。
就這樣呀、三獸一禽是一齊發出了洪亮的怒吼。
「ヒヒーン! ワンワン! ニャーオ! コケコッコー!」
哼哼!汪汪!喵喵!咯咯!
さあ、ビックリしたのはドロボウたちです。
猛然門外就是給整來了這一出、把強盜們都給是嚇了一大跳。
奇妙な声のする方を見たら、しょうじにバケモノのかげがうつっているのです。
因為就這個聲音實在是太過詭異呀、一窩土匪這就全部朝著紙門上映出來那個皮影看去。
「ひゃあー! バ、バケモノだあー!」
啊啊啊啊!鬼、有鬼啊!
ドロボウたちはお金をほうりだしたまま、われ先にと逃げていきました。
就是那樣的一個怪影、把強盜們嚇得要死、是錢都不要了、爭先恐後一個個你追我幹的全部逃命了。
そのすきに、ネコとウマとイヌとニワトリは、ドロボウのお金をのこらずふくろにつめて、大喜びで家にもどってきました。
而也就是快趁著現在這個大好時機吧、貓馬狗雞、是都一個個搬空起土匪們的全部財富然後高興的滿載而歸了。
「だんなさん、どうぞこの金を使ってください。おらたちのおんがえしです」
主人主人、這些錢就請全用來家裡的救急吧、這是我們可以回報給你的一個恩情呢。
「おおっ、ありがとう、本当にありがとう」
天啦、謝謝、謝謝、真是太感謝你們啦。
だんなさんは動物たちのおかげで、屋敷も田んぼも畑も売らなくてすむようになりました。
大老爺呢、也就是靠著動物夥計們給自己弄回來的這些錢、現在也是可以不要變賣家產就能渡過這次難關咯。
そこでネコとウマとイヌとニワトリは、もとどおりのしあわせな毎日を送ったという事です。
最後的最後、是貓馬狗雞又跟以前那樣的是回復到了那個平靜又快樂的日子裡、繼續的過起了幸福每一天。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
ドロボウを追い出したおばけ
四不像
むかしむかし、あるところに、お金持ちのだんなさんがいました。
到好久以前這就一家大戶。
お金持ちでも心のやさしい人で、家でかっている動物を自分の子どものようにかわいがっていました。
這屋人富貴了也不忘要攢點德、對屋裡養的畜生甚麼的就稍微好些、牛呢甚麼的也就不殺了。
ところが悪い人にだまされてしまい、屋敷(やしき)から田んぼに畑まで、全て売ることになってしまったのです。
但這㫘看清合作的對象、一次失手讓別個幫自己的家產田地全部謀了去、這就要全部變賣填窟窿了。
「しかたがない。あきらめるとしよう」
瞬間這人變成光杆司令了、一下也是好不適應。
だんなさんが家族とそうだんしているのをネコが聞いて、ウマ小屋にとんでいきました。
就到家主到跟屋裡人討論變賣家產這事的時候、屋裡養的這些個畜生也是聽到了。
「ウマどん、ウマどん、たいへんだ!」
ネコから話を聞いたウマは、
第一個聽到的是貓、貓就好急的去跟馬交待了。
「それはいかん。なんとかしなくては。すまんがイヌやニワトリもよんできてくれ」
馬一聽屋裡破產了、那自己不是馬上也要變成火鍋了啊、這案子搞不好的、又要喊來狗雞一起商量。
そこでネコは、この家にかわれているイヌとニワトリもよんできました。
貓就跟到去幫狗和雞叫到馬邊上去啦。
「おらは長い間、この家でかわれてきたが、一度だってだんなさんにたたかれたことがない。いつだっておらの頭をなでてくれた」
四條畜生這就開大會、往大的講這屋人對自己有恩、自己要報、扯點實際的就是不想一起變成狗肉雞肉馬肉。
と、イヌが言いました。
狗姑且先是大義名分開的口。
「わたしだってどんなにかわいがってもらったか。もうタマゴをうまなくなったのに、だんなさんはちゃんとエサをくれるもの」
雞也講自己要抱這條恩、講自己已經是老母雞一隻啦、連蛋都生不出來、主人心好還是不願取我燉湯了。
と、ニワトリが言いました。
這就也表忠了。
ネコもウマも負けじと、だんなさんにかわいがってもらったことを話しました。
貓和馬也開始插兩句、反正現在意見就是定了。
「おらたち、どうしてもだんなさんに恩返しをしなくちゃなあ。・・・なにかいい方法はないものか?」
那就要想辦法解決當前這條案子啦、要看大家一起怎麼搞。
と、ウマが言うと、イヌが言いました。
狗先發言。
「むこうのとうげに一軒家(いっけんや)があって、ドロボウたちが住んでいるというぞ。あいつらをおどかしてお金をもらうのはどうだろう?」
講這錢㫘得了自然要去搞錢、哪個有錢就搞哪個的錢、這坡上就是賊頭屋、我們去搶他們的錢。
「そいつはいい。よし、みんなで出かけよう」
那好嘛、這案子可以。
ウマもネコもニワトリも、すぐにさんせいしました。
幾個人手一拍這案子就定了。
三匹と一羽は夜になるのを待って、とうげの一軒家に出かけました。
等天黑、搶賊頭去了。
こっそりと中をのぞいてみると、ドロボウたちはお金の山を前にして酒を飲んでいました。
偷偷站門口步一眼、裡面都是金山堆到的、竟然有那麼多錢、幾個賊頭現在聚到一起到吃酒。
ウマはみんなを集めて、小さな声で作戦を話します。
馬這就開始交待事等下要怎麼作了。
「いいな。それじゃいくぞ」
那就這麼搞啊、你們要記清楚起來啦?
ウマがしょうじの前に立つと、そのせなかにイヌが乗り、イヌのせなかにネコが乗り、ネコのせなかにニワトリが乗りました。
馬突然就是前蹄一挺、紙窗戶上面一貼、狗上去了、騎馬頭上、雞看到狗好了、自己翅膀一扇、狗背上停到了、最後就是貓往雞身上一跳。
「よし、せいの!」
準備好啊!
三匹と一羽は、いっせいになきました。
這就牛馬豬羊看準時間齊嘶。
「ヒヒーン! ワンワン! ニャーオ! コケコッコー!」
四獸齊鳴。
さあ、ビックリしたのはドロボウたちです。
賊頭正喝酒起勁、聽到聲音、甚麼卵?對到門口一望。
奇妙な声のする方を見たら、しょうじにバケモノのかげがうつっているのです。
門外面這是條甚麼傢伙的影子哦?一個個都有點慌了、這聲音聽到也不對啊、越想心裡就越毛、又繼續參照這條影子。
「ひゃあー! バ、バケモノだあー!」
我日!鬼!
ドロボウたちはお金をほうりだしたまま、われ先にと逃げていきました。
這就幾個傢伙瞬間的求生本能驅使自己狂奔、眼前的一切先莫去管、幫自己命護下來再慢慢想。
そのすきに、ネコとウマとイヌとニワトリは、ドロボウのお金をのこらずふくろにつめて、大喜びで家にもどってきました。
幾條禽獸看得了逞、馬上趁到賊頭腦鬠暫時短路、快點幫錢全謀了、拼了老命幫錢全往馬背上駝、這就一車拖走了。
「だんなさん、どうぞこの金を使ってください。おらたちのおんがえしです」
等到了屋、主人面前一站、講我們四兄弟來報恩了。
「おおっ、ありがとう、本当にありがとう」
這人瞬間也是聽懂了獸語、跪到感謝。
だんなさんは動物たちのおかげで、屋敷も田んぼも畑も売らなくてすむようになりました。
這就這麼一車錢的事讓屋裡幸免於難了。
そこでネコとウマとイヌとニワトリは、もとどおりのしあわせな毎日を送ったという事です。
這四兄弟也是如了自己願、繼續輕鬆日子過到的、死之前也是講都不要下油鍋了。
おしまい
结束
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