福娘童話集 > 日本民間故事 > 001-030
第 13話
(日本民間故事 013)
言い負かされたタヌキ (健全普通話版)
狸貓不服輸
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、あるところに、やそべえというおじいさんが住んでいました。
在很久很久以前、就有著這麼一個地方、住著一位叫弥惣兵衛的老爺爺。
とてもゆかいなおじいさんで、
這位老爺爺呢、也是個大聰明、老頑童。
「やそべえさん、こんにちは」
弥惣先生、你好呀。
と、声をかけたら、いつだって、
若就是你跟人家打了這樣的一個招呼之後呀。
「はい、はい、こんにちは」
好呀好、你也好呀。
と、元気よく返事をします。
就是這樣的也熱情的給人回上一句呢。
小さい子どもが、
但若對方只是一個小鬼頭。
「やそべえさん、こんにちは」
弥惣老爺爺、你好呀。
と、言っても、
這樣子一說呢。
「はい、はい、ぽんぽここんにちは」
你也好呀、小朋友、噼裡啪啦(肚子打鼓)。
と、おもしろい返事をしてくれます。
人家就是會對你亮出肚皮然後拍上一拍呢。
さて、やそべえさんの家の近くに、一匹のイタズラダヌキがすんでいました。
行啦、現在就說說這位搞怪老爺爺的家附近、附近呀、是住有了一隻愛幹壞事的狸貓呢。
「おもしろいじじいだ。一つからかってやろう」
真是一個有趣的怪老頭呢、哼哼、就讓我來給你耍耍吧。
そこである晩、タヌキはおじいさんの家に出かけていきました。
然後這就一個夜晚呢、狸貓先生它是跑到人老爺爺家裡串門去咯。
おじいさんが寝ていると、
就這個時候的老爺爺還在睡著大覺呢。
トントントン。
咚咚咚咚。
だれか、表の戸をたたくものがあります。
這是有誰在自家的門外敲門所發出的一個聲音呀。
「はて、いまじぶんだれが来たのかな?」
天啦、都這個時候了、來的人究竟會是誰呀?
不思議に思って起きていくと、だれやら戸をたたきながら言いました。
老爺爺呢、人家就很是納悶呀、這就也是摸黑起床咯、這個時候呢、人家敲門的那位是邊敲邊說了。
「やそべえさん、こんばんは。ぽんぽこ、ぽんぽこ、こんばんは」
弥惣老爺爺、你好呀、你好呀、噼裡啪啦、噼裡啪啦。
(ははん。さてはタヌキのやつだな。よし、負けるものか。タヌキがだまるまで返事をしてやるぞ)
(天啦、我不看都能猜的到、外面那位就是一隻狸貓先生呀、好呀、你這是在學著我說話、意思是把我當小孩嗎?可我才不會輸給你、即便你就是一隻狸貓、可我也是會認真對待的呢)
「はい、はい、ぽんぽこ、ぽんぽこ、こんばんは」
好呀、好呀、你也好、噼裡啪啦、噼裡啪啦。
タヌキも、それに負けじと、
而這時的狸貓呢、人家當然也是不服輸跟你繼續較勁了呀。
「やそべえさん、こんばんは。ぽんぽこ、ぽんぽこ、こんばんは」
弥惣老爺爺、你好呀、你好呀、噼裡啪啦、噼裡啪啦。
と、くりかえします。
就又是把之前說過的那話給重複了一次呢。
そのたびに、やそべえも、
就這一次之後呢、老爺爺他也。
「はい、はい、ぽんぽこ、ぽんぽこ、こんばんは」
と、言いかえします。
好呀好呀、你也好呀、噼裡啪啦、噼裡啪啦、跟你玩起了復讀機。
言い合いは何時間も続きましたが、でも、ここで負けたらおしまいです。
就這樣的一個遊戲、給老爺爺和狸貓之間是持續了好幾個小時呢、但即便都是這麼久了、兩人還都是沒分出勝負、誰也不負輸。
タヌキのよびかけに答えているうちに、だんだん夜が明けてきました。
就在這個重複一問一答的過程之中、漸漸的、外面的天都是亮起來了呀。
ところがタヌキのほうも大よわり。やそべえがどこまでも返事をするのでクタクタになり、とうとうだまりこんでしまいました。
但隨著時間就是這樣一點點過去、也能發現現在的狸貓先生、人家拍打起肚子的氣勢是越來越小、後面就連是老爺爺瘋狂拍打自己的肚皮也不見了狸貓先生能夠再次迴應了、直到了狸貓先生的聲音是徹底停息。
「やれやれ、しずかになった」
誒呀誒呀、終於是給我幹沒聲音了吧。
やそべえさんがホッとして表の戸を開けたら、なんとイタズラダヌキが、口をおさえて死んでいたという事です。
而在時候呢、老爺爺他就也是打開了大門一看、瞧瞧外面的究竟了呀、看到了、這可不、就是那隻愛幹壞事的壞狸貓、現在已經是捂住嘴巴的死在哪裡咯。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
言い負かされたタヌキ
肚子打鼓
むかしむかし、あるところに、やそべえというおじいさんが住んでいました。
到好久以前、就條喊弥惣兵衛的老杆子。
とてもゆかいなおじいさんで、
這老杆子也是條大聰明。
「やそべえさん、こんにちは」
と、声をかけたら、いつだって、
「はい、はい、こんにちは」
と、元気よく返事をします。
你跟他打招呼他反正就回。
你好啊、你也好啊、你好不好啊、我好啊。
這樣子的。
小さい子どもが、
「やそべえさん、こんにちは」
と、言っても、
「はい、はい、ぽんぽここんにちは」
と、おもしろい返事をしてくれます。
如果對面是條小卵日、這就還要拍下子自己肚皮。
小朋友你好不好啊?(拍拍)
さて、やそべえさんの家の近くに、一匹のイタズラダヌキがすんでいました。
這就講老杆子屋附近到條一條狸子、這狸子是條整人專家。
「おもしろいじじいだ。一つからかってやろう」
讓爹來會下子你、看你要怎麼回我啦?
そこである晩、タヌキはおじいさんの家に出かけていきました。
天一夜、狸子就去敲老杆子他屋門了。
おじいさんが寝ていると、
トントントン。
老杆子睡正香。
拍門聲。
だれか、表の戸をたたくものがあります。
「はて、いまじぶんだれが来たのかな?」
哪個?這麼晚是到敲條甚麼傢伙哦?
不思議に思って起きていくと、だれやら戸をたたきながら言いました。
老杆子這人一下被敲到不清白了、別個幫話講了。
「やそべえさん、こんばんは。ぽんぽこ、ぽんぽこ、こんばんは」
老杆子、老杆子、你好啊?我是大肚豬(拍拍)
狸子講完話就開始用肚皮打兩下鼓。
(ははん。さてはタヌキのやつだな。よし、負けるものか。タヌキがだまるまで返事をしてやるぞ)
原來是條狸子啊、一聽到這條肚皮打鼓聲老杆子就曉得是哪個了、這就想別個是條狸子自己也要認真對待。
「はい、はい、ぽんぽこ、ぽんぽこ、こんばんは」
タヌキも、それに負けじと、
我也是條大肚豬(拍拍)這就也用肚皮打兩下鼓。
「やそべえさん、こんばんは。ぽんぽこ、ぽんぽこ、こんばんは」
と、くりかえします。
そのたびに、やそべえも、
「はい、はい、ぽんぽこ、ぽんぽこ、こんばんは」
と、言いかえします。
老杆子和大狸子這就都對到對面山上唱山歌、雖講就只隔到一扇門啦、你當完大肚豬我當、你拍完肚皮我拍。
言い合いは何時間も続きましたが、でも、ここで負けたらおしまいです。
這就神仙鬥法、連續幾個鐘頭、哪個都不願意服輸、不拍肚子了就是輸了。
タヌキのよびかけに答えているうちに、だんだん夜が明けてきました。
狸子和老杆子闘法都闘到天亮啦。
ところがタヌキのほうも大よわり。やそべえがどこまでも返事をするのでクタクタになり、とうとうだまりこんでしまいました。
老杆子越大肚豬也是發現狸子的聲音越小、最後終於徹底消了去。
「やれやれ、しずかになった」
好傢伙、是我贏了!
やそべえさんがホッとして表の戸を開けたら、なんとイタズラダヌキが、口をおさえて死んでいたという事です。
在等到老杆子出門一看情況、好傢伙、大狸子肚皮都過拍爛死哪裡的。
おしまい
结束
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