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福娘童話集 > 日本民間故事 > 001-030

第 15話
(日本民間故事 015)
永平寺(えいへいじ)の五百羅漢(ごひゃくらかん)

永平寺(えいへいじ)の五百羅漢(ごひゃくらかん) (健全普通話版)
永平寺的五百羅漢

日本語 ・日本語&中国語

むかし、有名な織田信長は、一向一揆(いっこういっき)の討伐(とうばつ)のために、大軍を北陸へと進めました。
在很久以前、就是那位名聲很響的織田信長、為了鎮壓一向一撲所帶來的動亂、興兵進發北陸了。

そして何千という家来を永平寺にさしむけて、寺の明け渡しを命じたのです。
最後就是各路將領包圍了永平寺、給人簡單的說明一下、就是你們的這個廟現在是要作為前線基地、我們要強制徵用啦。

すると中から、禅師(ぜんし→徳の高い僧の総称)が出て来て、
這要徵用自己的廟、方丈很快就是過來出面交涉了呀。

「仏の道を求めて修業する者には、戦などは無縁のもの。どうぞお引きとりを」
佛門乃清淨之地、還請各位是能夠離開、別給我們這攪來了戰火的侵擾呀。

と、深々と頭を下げました。
給人是把腦袋放的低低在那求情呢。

しかし信長の家来は、それを聞き入れません。
但是信長的各位將領可是一點都不聽你勸。

しかたなく禅師は、修業僧を寺から退出させる時間として半日の猶予を願い出ると、さっそくそのことを修業僧につげました。
沒了辦法呀、最後方丈也就只能是委屈求全、提出最少給我個半日時間讓我給遣散走了這廟裡的大小僧眾吧、完事、立馬著手處理這事去咯。

「・・・と、いうわけだから、みな、すぐに寺を出る用意をするように」
…………沒錯、所以說現在情況就是這個樣子了、大家收拾收拾東西、等甚麼時候了有緣、那就又是下次的重逢之日呀。

禅師の言葉が終わったあとも、修業僧たちはだれ一人立ちあがろうとはしません。
方丈這樣下達了總通知、但和尚們就硬是沒見有動一個呀。

それどころか、みんなが心をあわせたように、
不僅如此、這群人現在還完全是聯合對抗上了。

「我々は死を恐れません。御仏のおそばにつかえる者としての立場を守りぬきたい!」
生為佛門弟子豈可罔顧寺廟清規、寺廟的立場與尊嚴我們要維護、死又有何懼之有呢!

と、言うので、禅師は、ほとほと困り果てました。
一個個就都是這樣給說出的話、這話一說出來是把方丈都搞的頭大咯。

ところが山門の外では、とても不思議な事がおこっていました。
而也就是這麼個燃眉之時吧、山門之外是突發了一件奇事。

なんと旅支度をした僧が長い長い列をつくって、山を下っているのです。
不知道為甚麼、只見那是一排排的僧人長龍、一個個是走起了長長的隊列、全部呢、這就都是往這山下而去了。

その列は夕方になっても続きます。
就這個遣散的隊伍、它是一直走一直走、走到了最後天黑還在山裡面延續呢。

信長の家来たちは、僧の数の多さに驚き、そして合掌したままの姿勢で進み続ける彼らの気高い姿に心を深く打たれました。
信長的將領看到這一幕也是全驚呆了去、沒想到一個廟裡面和尚數量竟然是能如何之多、然後呢、又是被他們那個一排排下山時、那雙手合十不動如山的威嚴有力氣勢所震撼了內心。

それと同時に、力をもって仏につかえる者を追い出し、その寺を占拠しようとした自分たちが、とてもあさましく思えたのです。
就這個時候呀、大家也是都在心裡面是想著了自己是感覺幹了一件超級不好的壞事呀、依靠著強大的武力、是逼迫著這群和尚拋棄了他們自己的寺廟、趕走了他們然後又是把這個廟佔為己有。

信長の家来たちは、ついに包囲をといて引きあげていきました。
想著想著呀、最後大家乾脆就是也撤起了軍、解除了對寺廟的包圍。

これは、永平寺を戦禍にまきこまないようにと、山門楼上(さんもんろうじょう)に安置されている五百羅漢(ごひゃくらかん)が修業僧に身を変えて、寺を守ってくれたといわれています。
而也是這樣讓永平寺是避免掉了一場遭到戰火洗禮的浩劫、據說其實會發生這種事、那都是因為廟裡的山門樓上那五百羅漢他們顯出了自己神通、變化成為僧人的樣子一個個的是下了山、這才能夠是化解掉這場關於永平寺的致命危機呀。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

永平寺(えいへいじ)の五百羅漢(ごひゃくらかん)
五百羅漢

むかし、有名な織田信長は、一向一揆(いっこういっき)の討伐(とうばつ)のために、大軍を北陸へと進めました。
當時這和尚一無油水可榨、卵事不作、二又跟你搶生意啦、日弄這僧兵講統治階級剝削你們、天天又幫我們打壓到的、我們一起幫他們反了、這麼到下次踩到你身上的人就是我啦、信長公看到這有人跟自己搶豬場生意、也是過出兵討了。

そして何千という家来を永平寺にさしむけて、寺の明け渡しを命じたのです。
幾千條官兵一來、這就過幫寺廟圍了、先跟你談兩下、幫廟交了這事就算了。

すると中から、禅師(ぜんし→徳の高い僧の総称)が出て来て、
裡面方丈這就出面了。

「仏の道を求めて修業する者には、戦などは無縁のもの。どうぞお引きとりを」
と、深々と頭を下げました。
講這造反的又不是我們、要別個去逽禍亂的源頭、廟裡面都是一些專心修佛的人、㫘養僧兵、我們這是條正常廟。

しかし信長の家来は、それを聞き入れません。
但是官兵這邊不信、就怕你兵變、提前要幫你鎮壓了。

しかたなく禅師は、修業僧を寺から退出させる時間として半日の猶予を願い出ると、さっそくそのことを修業僧につげました。
外面的這些人惡啦、老和尚講不得、只能是求到緩他個半日、自己進廟跟大家講散夥的事了。

「・・・と、いうわけだから、みな、すぐに寺を出る用意をするように」
幫事情跟大家一交待、就喊都快點走啦、這地方留不到了。

禅師の言葉が終わったあとも、修業僧たちはだれ一人立ちあがろうとはしません。
但是這外人講不動就算了、自己人方丈也是講不動。

それどころか、みんなが心をあわせたように、
這些傢伙一個個看起來都是要跟外面火拼的樣子、早就不爽別個好久了。

「我々は死を恐れません。御仏のおそばにつかえる者としての立場を守りぬきたい!」
到好講自己有佛祖不敗金身加持、我死了成佛、別個死了下地獄、一換一根本不虧。

と、言うので、禅師は、ほとほと困り果てました。
方丈這就真的要癲人了。

ところが山門の外では、とても不思議な事がおこっていました。
就到這時、山門外不可思議的事發生了。

なんと旅支度をした僧が長い長い列をつくって、山を下っているのです。
原來是不曉得從哪裡來的一隊隊天兵、裝成和尚的樣子一個個卷起鋪蓋往山底下開始夾卵滾了。

その列は夕方になっても続きます。
這隊列長的天黑了都㫘走完。

信長の家来たちは、僧の数の多さに驚き、そして合掌したままの姿勢で進み続ける彼らの気高い姿に心を深く打たれました。
官兵看了怎麼得有這麼多和尚過駭了一跳、又被別個走路的氣場一震。

それと同時に、力をもって仏につかえる者を追い出し、その寺を占拠しようとした自分たちが、とてもあさましく思えたのです。
本來是講逽個別個不搬謀反的藉口殺人全家的、這就用火幫廟一㷋、完事了就可以回去交差了、還可以有錢領、但現在一看這麼想的自己真是好不入格。

信長の家来たちは、ついに包囲をといて引きあげていきました。
人既然都走了、再強行幫廟屠了也就講不過去、撤兵。

これは、永平寺を戦禍にまきこまないようにと、山門楼上(さんもんろうじょう)に安置されている五百羅漢(ごひゃくらかん)が修業僧に身を変えて、寺を守ってくれたといわれています。
躲過了這次殺身之禍、到後面也是論為了美談、講是講廟裡面供到的五百羅漢、化成僧兵假裝幫山一下跟廟裡面渡過了這次難關。

おしまい
结束

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