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福娘童話集 > 日本民間故事 > 001-030

第 17話
(日本民間故事 017)
お浪草(おなみそう)

お浪草(おなみそう) (健全普通話版)
浪草

日本語 ・日本語&中国語

♪音声配信(html5)
朗読者 : ひろりん

むかしむかし、長良川(ながらがわ)の近くの柿野(かきの)という村に、お浪(なみ)というそれはそれは美しい娘がいました。
在很久很久以前、離長良川很久的一個柿野村、在這裡呢、就有一位長得十分漂亮的小姑娘、人家的名字叫做小浪。

美しいだけでなく、村でも評判の働き者で親孝行でした。
小浪這姑娘不僅是人美、而且心也善、她可是村子中出得名的有孝心、而且勤奮務實呢。

ですから、あっちこっちから嫁にほしいという話がありましたが、お浪は源三(げんざ)という男に心を寄せていました。
所以說吧、就這麼位水靈水靈的姑娘、這裡那裡的很多男人們、都是想把小浪給娶回家給自己當妻子呢、但都給她拒了、原因就是她對一個叫做源三的男人有心。

源三の方もお浪が好きで、一日の仕事が終えるとお浪がよく洗い物に来る谷川べりに会いにやって来ました。
而就源三這傢伙呢、其實他也是喜歡著浪的、行為上就是源三每當是幹完一天的活、那都會是來到小浪會常去的洗衣服那個谷川邊與人幽會呢。

二人は目と目で心を通じ合わせて、いつしか祝言の日取りも決まりました。
兩人以心交心、眉目傳情、長此以往呀、這最後私定終身的日子也算是偷偷定下了。

そんな、ある日の事です。
然後就說說這天它是發生了個啥事吧。

「今日もお浪に会えるぞ。お浪のことを思えば、仕事もはかどる」
今天我也是快點想和小浪見面呀、只想心裡一想到可以快點見到浪、我連幹活都變得有勁起來了。

源三は仕事を終えて、いつものように谷川べりにやってきました。
今天的源三也還是和以往一樣的、幹完了工作之後直接就是赴會谷川。

お浪は、切り干し大根を洗い終えたところでした。
這時的小河邊、小浪是才洗完了一些個白蘿蔔的途中呢。

いつものように源三はお浪の顔をみましたが、目と目が合うどころか、お浪は目をそらして逃げるように帰ってしまいました。
可和以往不同的是、此時源三是期待的看向了小浪的小臉之後、人家別說跟你對視甚麼眉目傳情了、竟然直接就是眼神躲閃、有意的是開始避開了、然後呀、浪是逃也似的準備立馬離開了。

「お浪、お浪。祝言も近いというのに、そんな他人行儀な顔するなよ」
浪浪浪、你怎麼了呀、為甚麼會突然這樣、明明我們的大喜日子就要到來、可這時的你為甚麼卻讓我感覺像是變成了一個陌生人呀。

源三の声もむなしく、お浪は家に帰っしまいました。
面對著源三的呼喊與質疑、浪頭也不會的是回家了。

(どうしたというのだ? お浪があんな顔をおれに見せたのは初めてだ)
(怎會如此?今天實在是太過於反常、我還是第一次看到過浪她露出了這種表情)

源三はだんだんと心配になって、家に帰っても不安で眠れません。
這事就把源三是搞的好焦慮好焦慮了呀、回到家裡面後是一直無法安下心來、躺床上是夜不能寐。

そこで、お浪の家に行くことにしました。
這個時候的源三決定了、自己要去浪的家裡面了解了解清楚才行呢。

するとお浪の部屋にはまだ灯がともっていたので、源三は、
源來半夜來訪、看見了此時浪的家中蠟燭仍未熄滅。

「お浪!」
浪!

と、呼びました。
給人是呼喊了一聲呢。

すると障子に大きな影がふくれあがりました。
接下來源三他就看見了、是紙門上的皮影它逐漸逐漸的開始變得巨大。

よく見ると、それは大蛇でした。
最後能等自己好好看清的時候、可以斷定了這就是一條巨蟒。

「・・・!」
…………!

蛇の嫌いな源三は無我夢中で家に帰り、気がつくと寝床でがたがたとふるえていました。
源三當下瞬間就是給這一幕嚇到、跟丟了魂一樣的是連忙逃回了家中、總之就是現在源三他也懵了、不知道這是個甚麼情況、只能是縮在了自家被子裡瑟瑟發抖先。

その後、村ではお浪がいないと大騒ぎになり、ついに見つかりませんでした。
沒過了幾天、村子裡面就又是發生了大騷動、原因就是因為村裡面的小浪是平白無故的突然消失了去。

それからしばらくして、源三はお浪の夢を見ました。
這一連串的詭異事情發生之後、又是沒過多久、這次是源三自己把一個夢給做了、源三的夢裡是出現了浪。

「いとしい源三、私が源三をしたう気持ちは変わりませんが、どうか許して下さい。私はあの山に住む竜の子を七人も生んでしまいました。もう、お前の前に出る事は出来ません。あなたと仲むつまじいところを竜に知られ、やきもちをやかれて、私は山へ連れて行かれました。どうか私のことはあきらめて、他にいい人を探して下さい」
我深愛著的源三、還請要原諒了我、並不是我對你突然變心了、我的心一直沒變、而是我已經無顏能可再繼續面對你了、我現在對你坦白、其實就在我消失的這段時間裡、我已經是被迫的壞下了身孕、而且還誕生出了七子、現在的我已是七個孩子的媽媽了、而孩子的父親是山上的一尾龍、好像除了你之外、人家也暗戀著我、就是我和你每日卿卿我我這事被他知曉之後、他氣的不行、乾脆就是強行的把我給拐上山了、放棄吧、我們兩人之間是已然再無可能了、還請忘了我另尋她人吧。

その後、柿野では今まで見たこともない可憐な白い花が咲くようになり、いつの間にか人々はその花を「お浪草(なみそう)」と呼び始めたそうです。
就這離奇事一出吧、後來的柿野是突然開出了一種以前從未見過的漂亮白花、而也不知道是自何時起、這個漂亮的小花漸漸就給當地人是稱為“浪草”了。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

お浪草(おなみそう)
浪花

むかしむかし、長良川(ながらがわ)の近くの柿野(かきの)という村に、お浪(なみ)というそれはそれは美しい娘がいました。
到好久以前長良川的柿野村、就有個喊浪的長得好乖的女。

美しいだけでなく、村でも評判の働き者で親孝行でした。
村裡面講別個不僅長的乖還心好、特別是對自己媽啦、這就孝。

ですから、あっちこっちから嫁にほしいという話がありましたが、お浪は源三(げんざ)という男に心を寄せていました。
這美女自然就求的人也多、那麼多的男的過來求浪、最後是條喊源三的男的如了浪的意。

源三の方もお浪が好きで、一日の仕事が終えるとお浪がよく洗い物に来る谷川べりに会いにやって来ました。
實際上男的㫘開口之前浪已經喜歡的他、而男的這邊也是對浪同樣心思、兩傢伙就天天有事㫘事急到碰頭啦。

二人は目と目で心を通じ合わせて、いつしか祝言の日取りも決まりました。
そんな、ある日の事です。
真等到了談婚論嫁的那天、這就都要有結果的時候。

「今日もお浪に会えるぞ。お浪のことを思えば、仕事もはかどる」
這天還是兩傢伙繼續準備碰頭啦。

源三は仕事を終えて、いつものように谷川べりにやってきました。
男的作完了手上的事就想要快點去女的那裡幫人見了。

お浪は、切り干し大根を洗い終えたところでした。
女方這邊也洗完了菜。

いつものように源三はお浪の顔をみましたが、目と目が合うどころか、お浪は目をそらして逃げるように帰ってしまいました。
男的逽浪來了、但就是四目交匯的一瞬間、浪刻意的去避開源三的目光、馬上提起籃子回去了、話也不講一句。

「お浪、お浪。祝言も近いというのに、そんな他人行儀な顔するなよ」
過幾天這都要結婚啦、為甚麼人得突然成這樣子啦?是出甚麼事了啊?

源三の声もむなしく、お浪は家に帰っしまいました。
源三追問、浪還是頭不回聲不作、兩踋飛快的奔回去了。

(どうしたというのだ? お浪があんな顔をおれに見せたのは初めてだ)
出今天這條鬼案子源三還是頭一回、今天浪好像就是完全變了一條人、認不到自己了。

源三はだんだんと心配になって、家に帰っても不安で眠れません。
回去了之後越想越不對啊、到床上就一直幫這事到腦鬠裡面想到的、越想越不對頭、不睡了。

そこで、お浪の家に行くことにしました。
硬是要先幫這事搞清白起來、準備出門了。

するとお浪の部屋にはまだ灯がともっていたので、源三は、
到了郎屋門口、裡面燈到開到的、看來別個是也㫘睡。

「お浪!」
と、呼びました。
男的這就喊、聲音好激動。

すると障子に大きな影がふくれあがりました。
よく見ると、それは大蛇でした。
「・・・!」
過一陣、再看到了紙門上面的影卻是由激昂轉變為恐懼。
男的全身發毛、因為看影子、門對面明顯就是條蛇、好大好大。


蛇の嫌いな源三は無我夢中で家に帰り、気がつくと寝床でがたがたとふるえていました。
源三跑了、到了屋、這下更加不要睡了、一條晚上一直到天亮人都到床上抖。

その後、村ではお浪がいないと大騒ぎになり、ついに見つかりませんでした。
幾日後、村子裡傳來浪不見的風聲、逽到最後是音訊全無。

それからしばらくして、源三はお浪の夢を見ました。
而曉得真相的唯獨源三一人、這天、浪過來託夢了。

「いとしい源三、私が源三をしたう気持ちは変わりませんが、どうか許して下さい。私はあの山に住む竜の子を七人も生んでしまいました。もう、お前の前に出る事は出来ません。あなたと仲むつまじいところを竜に知られ、やきもちをやかれて、私は山へ連れて行かれました。どうか私のことはあきらめて、他にいい人を探して下さい」
夢裡面言明自己早就已是他人之妻、還跟別個生了七個小兒、自己不是不喜歡你、但是被原配發現、發了好大的火、幫我強行拉了回去、這以後怕也是這也㫘得再見之機了、要別個重新逽一個好的上算。

その後、柿野では今まで見たこともない可憐な白い花が咲くようになり、いつの間にか人々はその花を「お浪草(なみそう)」と呼び始めたそうです。
浪一失蹤後村子邊上就開始開起一種白色的小花、讓村人聯想起浪、這就都開始喊他浪草了。

おしまい
结束

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