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第 31話
(日本民間故事 031)
パナンペとペナンペ (健全普通話版)
豬肚大與大肚豬
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、アイヌの村の川下に、パナンペという男が住んでいました。
在很久很久以前、於愛努村下流、住了一位男子大肚豬。
そして川上には、ペナンペという男が住んでいます。
然後呢、就是在村子的上流、又給人家是住上了一個豬肚大。
ある時、パナンペが川のそばで死んだまねをしていると、たくさんのキツネがあつまってきて、
有一天呢、就這大肚豬吧他竟然就在河邊發動啦裝死後開始打獵誘敵了、只見此時的一群狐狸們竟然就是給慢慢欺了上來呀。
「ああ、かわいそうに」
天啦天啦、真是一個可憐的人類
と、シクシクなきながら体にさわったり、ゆりおこそうとしたりしました。
就在這群狐狸們還在同情著大肚豬為它掉眼淚撫摸人家的身體、試圖搖搖他看看反應之時。
(しめしめ。・・・今だ!)
(掉入陷阱啦、…………就是現在!)
パナンペはキツネがゆだんしたすきを見つけると、かくし持った棒をふりあげて、ポカポカとキツネをなぐりました。
只見大肚豬人家就是抓住了一個狐狸們大意的間隙、藏在手邊的大棒頭直接就是一淘、就是一個出其不意、把狐狸們是毆打的落花留水
たちまち十匹あまりのキツネをつかまえたパナンペは、それを家に持って帰って料理しました。
幾乎這一套棍子舞下來、就有十條差不多的狐狸是被大肚豬尾巴一抓、全部給提到家裡下鍋咯。
「うん。これはうまい」
天啦天啦、這可真好吃呀。
パナンペがナベをつついていると、ペナンペがやってきて、
可就等大肚子還在火鍋裡用筷子夾著開懷暢飲之時、豬肚大他也剛好來串門了。
「キツネナベとは、たいしたごちそうだな。貧乏なお前が、どうしてこんなものを食っているんだ?」
大肚豬、你這頓飯可就真是頓豪華的大餐呀、你家明明就是這麼的窮、但為何你就是鍋裡有肉呢?
と、ききました。
人家這就打聽呀。
「よし、教えてやるから、お前もやってみろ」
行、我教你就是、你按照我的方案也去做試一試吧。
パナンペが、キツネをつかまえた方法を教えてやると、
大肚豬呀、這就也是把自己的那個抓狐狸裝死的誘敵技能也教給了豬肚大。
「ふん! 礼は言わないよ。なにしろ、おれがやろうと思っていた事を、お前が先にやっただけなんだからな」
哼!別以為我會跟你說謝謝你、要說為甚麼、這個想法其實我早就在你之前就有呀、可竟然被你搶先去做。
ペナンペはさんざんパナンペの悪口をいって、とびだしていきました。
豬肚大非但是不感謝人家大肚豬、還對他是惡語相向呢、最後是怒氣沖沖的走出了大肚豬的家。
さて、ペナンペがパナンペのまねをして川のそばで死んだまねをしていると、キツネがあつまってきて、
行啦、現在就說說豬肚大他也學會了大肚豬的那個技能、那就是在海岸邊上開始了撞死、就等你狐狸們是來哭喪一網打盡了。
「ああ、かわいそうに」
天啦、真是可憐的人類。
と、なきながら体にさわったり、ゆりおこそうとしました。
就這樣呢、狐狸們還是一樣的又先是抓了抓然後又搖了搖眼前之人。
ペナンペはおかしくてたまらず、うっすらと目を開けてしまいました。
可大肚豬他被這樣一弄之後是當即忍不住了笑意、輕易的這眼睛不就給狐狸們睜開了嗎。
すると、かしらのキツネがそれに気づいて、
就這一個暴露出馬腳呀、那聰明的狐狸們是怎麼會發現不了呀。
「やや、これは死んでいない。おれたちをだますつもりだ。さては、さっきたくさんの仲間をやっつけたのはお前だな。よし、しかえしだ!」
喂喂喂、你這可不是明明沒有死掉嗎、竟然在裝死戲弄我們來欺騙感情、好呀、我可全知道了、之前我們不見了那麼大的一批弟兄們、原來可都是你搞的鬼呀、行呀、我們有仇報仇呀!
と、飛びかかってきました。
一個個狐狸們現在就像是跟吃了藥一樣的、飛撲起了豬肚大咯。
「ちがう、ちがう! さっきのはパナンペで、おれはペナンペだ!」
不對呀、不對、你們搞錯啦!之前的哪個人他可是大肚豬、可我是豬肚大呀。
ペナンペがいくらいいわけをしても、キツネたちはきいてくれません。
可不管就是豬肚大極力的在哪裡為自己辯解甚麼、可就這時的狐狸們是誰願意就相信這些事呢。
みんなでとびかかって、ひっかいたり、かみついたり。
大家又是撲又是抓又是咬的。
ボロボロになったペナンペは、おいおいなきながらかえっていきました。
最後豬肚大成了個破爛樣、全身被狐狸一群直接是欺負的遍體鱗傷、哇哇大叫的只能是一臉委屈又哭泣的回到自己家咯。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
パナンペとペナンペ
大肚豬跟豬肚大
むかしむかし、アイヌの村の川下に、パナンペという男が住んでいました。
到好久以前這化外秘境阿努村、村子下游就條大肚豬幫屋起這裡的、這是別個外號。
そして川上には、ペナンペという男が住んでいます。
然後河上流的有條傢伙也是一條村的、人稱豬肚大。
ある時、パナンペが川のそばで死んだまねをしていると、たくさんのキツネがあつまってきて、
這天大肚豬到河邊發動了技能裝死、這一裝就幫好多狐狸過勾引過來了。
「ああ、かわいそうに」
と、シクシクなきながら体にさわったり、ゆりおこそうとしたりしました。
狐狸看到死了人還為之感到悲切、就跟是死條小狐狸崽子樣的一起過來關心。
(しめしめ。・・・今だ!)
好傢伙就是現在!大肚豬回魂了。
パナンペはキツネがゆだんしたすきを見つけると、かくし持った棒をふりあげて、ポカポカとキツネをなぐりました。
直接就是取出一把大榔頭對到哭喪的狐狸就是一頓亂刷。
たちまち十匹あまりのキツネをつかまえたパナンペは、それを家に持って帰って料理しました。
我要刷十個!這就十條狐狸全部被刷暈、尾巴手裡一提、一捆帶回屋全部下鍋了。
「うん。これはうまい」
爽!這狐狸肉舒服啦。
パナンペがナベをつついていると、ペナンペがやってきて、
剛好這大肚豬揭鍋舀了口湯嘴巴裡面一呋、豬肚大就來幫門串了。
「キツネナベとは、たいしたごちそうだな。貧乏なお前が、どうしてこんなものを食っているんだ?」
と、ききました。
大肚豬!你到吃狐狸湯是吧!你這麼窮也配吃狐狸啊!快講你狐狸是怎麼搞到手的?
「よし、教えてやるから、お前もやってみろ」
來、我跟你講、是這麼個法。
パナンペが、キツネをつかまえた方法を教えてやると、
大肚豬就過傳授自己裝死絕技了。
「ふん! 礼は言わないよ。なにしろ、おれがやろうと思っていた事を、お前が先にやっただけなんだからな」
幹您娘!竟然是老子的裝死絕技!還不是我傳授起你、竟然被你先幫我的狐狸弄了。
ペナンペはさんざんパナンペの悪口をいって、とびだしていきました。
豬肚大這人就喜歡耍屌、反正全天下就他一條最屌就對了、屌話一放完就是跟到套狐狸去了。
さて、ペナンペがパナンペのまねをして川のそばで死んだまねをしていると、キツネがあつまってきて、
現在由豬肚大發動裝死絕技了、河邊的狐狸就過這麼又著誘了。
「ああ、かわいそうに」
と、なきながら体にさわったり、ゆりおこそうとしました。
ペナンペはおかしくてたまらず、うっすらと目を開けてしまいました。
這狐狸看到人死了就跟菩薩樣的、又是哭起了喪、這也不曉得到底是哭甚麼、死條人你狐狸哭條甚麼卵啦、豬肚大就覺得這事好笑、太好笑幫自己肚子都笑痛、直接回魂了。
すると、かしらのキツネがそれに気づいて、
這醒了又不取棒頭快點開刷、都讓狐狸反應過來不對頭了。
「やや、これは死んでいない。おれたちをだますつもりだ。さては、さっきたくさんの仲間をやっつけたのはお前だな。よし、しかえしだ!」
狐狸崽子們一下懂了自己被騙了、這傢伙是假死、又想到之前不見一批兄弟不曉得是甚麼回事、大概率估計是被眼前這傢伙弄了、這一下就講要為之前的狐狸報仇了。
と、飛びかかってきました。
來、讓你打十個!
「ちがう、ちがう! さっきのはパナンペで、おれはペナンペだ!」
這下哪能打十個、一個都打不贏、只能跪倒地上求饒、講弄你們兄弟的不是我豬肚大、是我的兄弟大肚豬。
ペナンペがいくらいいわけをしても、キツネたちはきいてくれません。
那你兄弟幫我兄弟殺了、我殺你也不一樣是為我兄弟報仇啊!無奈這兩人名字太像、豬肚大就撇不清關係讓狐狸放這條手。
みんなでとびかかって、ひっかいたり、かみついたり。
往死裡打、不打死、直到狐狸打累了打舒服了才放手。
ボロボロになったペナンペは、おいおいなきながらかえっていきました。
這就最後豬肚大哭到一臉胞的回去啦。
おしまい
结束
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