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福娘童話集 > 日本民間故事 > 031-060

第 39話
(日本民間故事 039)
殿さまをおそったネコ

土仏観音(どぶつかんのん) (健全普通話版)
泥觀音

日本語 ・日本語&中国語

♪音声配信(html5)
朗読者 : ひろりん

むかしむかし、越前(えちぜん→福井県)の坪江村(つぼえむら)にある滝沢寺(たきざわてら)の和尚が、京都で修行していたときの事です。
在很久很久以前、於越前坪江村的一處滝沢寺的方丈、現在呢、就說說人家當時這還在京都修行時所發生的事。

道ばたに十八人の子どもたちが集まって、泥ダンゴで二十三体の観音さまを作っていました。
就當時的一個路邊它是聚集有了十八位的小孩子、這十八位小孩子他們就一起在那裡玩泥巴、用泥巴呢、是給捏出了二十三尊的觀音菩薩泥娃娃。

その観音さまの出来があまりにもよいので和尚が感心していると、子どもたちはその中でも一番出来のいい観音さまをくれると言うのです。
因為觀音的泥娃娃在孩子們的手中實在是太過於惟妙惟肖、把方丈都是給看激動了這樣、孩子們呢、看方丈這樣就也為方丈選出來最精美的那一尊菩薩像、說這尊觀音就送給他了。

「ありがとう。きっと大切に・・・」
感激不盡感激不盡、我定會的珍惜呀………

と、和尚がおじぎをして頭を上げてみると、そこには誰もいません。
方丈一連的還是給小孩子們表示感謝的低下去了幾個頭、可再待自己回神重新把頭抬了起來的一瞬間、現場早就是不見了任何的小孩子影了。

「・・・そうか、これはきっと、仏さまが私にくだされた物に違いない」
…………天啦、這這這、這定就是佛祖親手給與我的寶貴之物呀

そう考えた和尚は、その観音さまを肌身離さず持っていました。
如此思考著的方丈、以後就一直是把那尊觀音菩薩寸步不離的給帶在了身上。

さて、ある日の事、旅に出た和尚は、山の中で道に迷ってしまいました。
行啦、現在就說說這天、方丈因需出一趟遠門、來到一處大山之中時竟然是不小心的把路給迷了。

ほとほと困りはてていると、一軒の家が見つかりました。
一籌莫展之際呀、剛好前面就是一個小屋給自己看見了。

和尚が一晩泊めてくれるように頼んでみると、中にいたひげづらの男とその女房は気持ちよく迎えてくれました。
方丈敲門後是提出了自己想要留宿一夜、裡面的那位鬍鬚男和自己的妻子則就是表示自己很開心的接待咯。

ほっとした和尚は、すぐにぐっすり眠ってしまいました。
不一會兒、方丈也便就是熟睡的進入了夢鄉。

それを見た二人は、ニヤリと笑い、
見此情景、屋內的這夫妻兩人當即就是大笑了起來。

「へっへへへ。久しぶりの獲物じゃ。今のうちに殺してしまおう」
嘿嘿嘿嘿、好久都沒有遇見過得自己送上門來的獵物、現在就把你宰咯。

と、顔を見合せました。
夫妻兩人是打了一個對眼。

なんとそこは、山賊の住み家だったのです。
要說為甚麼就會發生這樣的事情、那就因為呀、這可是一個山賊所居住的賊窩呢。

男は刀を抜くと、眠っている和尚の首を切り落としました。
此時的男人拔刀而起、對著還正在熟睡的和尚就是脖子一抹、給人家是斬首了。

「よしよし。後の始末は明日にしよう」
行啦、一刀了斷、收拾剩下的事情就等明天天亮吧。

と、言って、その晩はそのまま寝てしまいました。
丟出了這樣的一句話後、山賊兩夫妻也就一起睡覺去咯。

さて次の日の朝、二人がまだ眠っていると、お経を読む声が聞こえてきます。
可就一等這時間是到來了第二天一早吧、兩人還在被窩裡睡著呢、但卻是突然把一段段和尚在唸經的聲音是給聽見了。

びっくりして目をさますと、なんと殺したはずの和尚が座っているではありませんか。
這可不就人兩傢伙是嚇了一大跳嗎?因為再一去探、是昨天給自己殺掉的那位和尚人家現在竟然是好好的坐在那裡呢。

「ゆ、ゆ、幽霊、幽霊だ! 勘弁、勘弁してくれ!」
鬼、鬼、是鬼啊!不要、還請饒恕了我們、不要變成冤魂索命啊!

と、二人がガタガタふるえていると、和尚が、
合著現在的兩人就是看著方丈直發抖呢、方丈他人呢。

「二人とも、何を寝ぼけているのです。いくら坊主でも、幽霊とはひどい話だ」
喂喂、你兩現在這是咋了呀、剛起床犯迷糊了?即便這和尚是天天跟死人打交道、但也不至於說我就是個死人呀。

「しかし、わしはゆうべ、確かにお前の首をこの刀ではねたんじゃぞ」
不不不、明明就是我們昨夜、確確實實的有把你的腦袋給砍下來呀。

と、男が言うと、
男子竟然這樣說道。

「それなら、どうして私は生きておるのだ? ・・・そうか、もしやして、観音さまが助けてくださったのかもしれん」
誒、那既然這樣、那為何我現在還有活著呢?……………這這這、難道莫非不是、是觀音菩薩人家暗中幫助了我這一命之恩不成。

と、ふところから観音さまを取り出してみて和尚はびっくりです。
方丈於下一刻這就是掏出來自己懷裡面的那尊泥菩薩、然後就是當場給自己嚇傻了。

なんと観音さまの首すじに刀の傷跡があり、今にも首が落ちそうになっていたのでした。
結果就是現在的泥菩薩人家的脖子上是給抹上了一刀、即將就是要頭首分離搖搖欲墜了。

「やはり、観音さまが私の身替りになってくださったのか」
天啦、果然就是這泥菩薩為了我、是犧牲了自己給我擋上了這一刀呀。

和尚は深く頭を下げ、それを見ていた山賊の夫婦は心から改心して、それからは仏につかえて一生をすごしたのです。
此時的方丈深深的低下了頭顱對著泥菩薩表示的自己的虔誠、山賊夫婦兩也是說見此情景、以後就都是改過自新、此後的一生裡、皈依供養起佛來了。

今でも滝沢寺には、その土仏観音がまつられているということです。
現如今的滝沢寺內、就這個觀音菩薩的泥娃娃還是被供養安置在裡面呢。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

土仏観音(どぶつかんのん)
泥菩薩

むかしむかし、越前(えちぜん→福井県)の坪江村(つぼえむら)にある滝沢寺(たきざわてら)の和尚が、京都で修行していたときの事です。
到好久以前、這越前坪江村滝沢寺裡面的大和尚就認為苦修按講能成為自己醒悟之前的精進、過就人跑京都歷練去了。

道ばたに十八人の子どもたちが集まって、泥ダンゴで二十三体の観音さまを作っていました。
具體是搞了些甚麼、先是到路上看到一潽小卵日到玩泥巴、走過去細看是到捏菩薩。

その観音さまの出来があまりにもよいので和尚が感心していると、子どもたちはその中でも一番出来のいい観音さまをくれると言うのです。
這就一麻板菩薩像邊上堆到的、到這裡面和尚就看到一尊最為精緻的、小卵日看他這麼愩、又是條和尚過就直接送起他了。

「ありがとう。きっと大切に・・・」
這就好高興啦、急忙感謝。

と、和尚がおじぎをして頭を上げてみると、そこには誰もいません。
哪曉得巧卵的、腦鬠佝落去的道謝的和尚頭再一抬、眼前玩泥巴的小卵日們突然一下不見完的、像是根本不存在一般。

「・・・そうか、これはきっと、仏さまが私にくだされた物に違いない」
和尚這就想肯定是自己碰到佛祖顯靈了、這就是到點化自己。

そう考えた和尚は、その観音さまを肌身離さず持っていました。
和尚如此深信不疑、每天就幫這條泥菩薩當條爹樣的貢到愛到他的。

さて、ある日の事、旅に出た和尚は、山の中で道に迷ってしまいました。
這後面人到了京都、日子久了又想換個地方繼續潛修、再次踏上了旅途、但這次走到走到迷山裡面認不到路了。

ほとほと困りはてていると、一軒の家が見つかりました。
想到要夾卵的時候、天佑殘疾人、一間房子過和尚看到了。

和尚が一晩泊めてくれるように頼んでみると、中にいたひげづらの男とその女房は気持ちよく迎えてくれました。
和尚敲門講自己想留、就一個晚上、裡面的夫妻也是善意的接收了。

ほっとした和尚は、すぐにぐっすり眠ってしまいました。
和尚人到山裡被迷惘忶了、這就心累、床上一躺過直接睡死去了。

それを見た二人は、ニヤリと笑い、
這時兩夫妻過就鬼臉上一陣陰笑。

「へっへへへ。久しぶりの獲物じゃ。今のうちに殺してしまおう」
と、顔を見合せました。
好傢伙、臘肉有了!
這就夫妻兩人打了個對眼、準備下手了。


なんとそこは、山賊の住み家だったのです。
實際上好巧不巧和尚運氣好以為碰到的條屋子其實是條土匪窩。

男は刀を抜くと、眠っている和尚の首を切り落としました。
男的這就提刀來了、準備先幫這腦鬠斷了、殺豬放血第一件事就是砍頭啦。

「よしよし。後の始末は明日にしよう」
這就讓堂客取條盆子接到豬血啦、等完事、現在烏漆麻黑的不好搞、先乾條晚上等天亮。

と、言って、その晩はそのまま寝てしまいました。
這就睡覺去了、明天早上再去處理豬內臟。

さて次の日の朝、二人がまだ眠っていると、お経を読む声が聞こえてきます。
這就天亮、反正已經斷了頭、兩夫妻無了後顧之憂、還到酣睡的時候、這就一條唸經的聲音聽到了、幫兩傢伙嘈醒了。

びっくりして目をさますと、なんと殺したはずの和尚が座っているではありませんか。
這人就去看是甚麼案啦、一去駭死人、死豬腦鬠接回來了、還就坐到自己屋裡幫經唸到的。

「ゆ、ゆ、幽霊、幽霊だ! 勘弁、勘弁してくれ!」
土匪這一下像是碰到了神仙、又看別個是條和尚啦、跪倒人面前求、講大師饒命、自己是瞎了狗眼才不小心幫你惹了。

と、二人がガタガタふるえていると、和尚が、
這就兩傢伙都一起到原地㥬啦、幫和尚過搞玩不來了。

「二人とも、何を寝ぼけているのです。いくら坊主でも、幽霊とはひどい話だ」
問他們這是到搞甚麼、莫不是㫘睡醒到講夢話哦。

「しかし、わしはゆうべ、確かにお前の首をこの刀ではねたんじゃぞ」
と、男が言うと、
男的這就講了、大師還記到自己昨天被自己放血斬首的事啵?是真不曉得還是裝不曉得?

「それなら、どうして私は生きておるのだ? ・・・そうか、もしやして、観音さまが助けてくださったのかもしれん」
和尚也是神色一變、看樣子也不像是到演、這也過開始分析起來了、自己既然已經被斷了頭、那為甚麼現在自己還到啦、瞬間想到了懷裡面的泥菩薩。

と、ふところから観音さまを取り出してみて和尚はびっくりです。
這就幫自己親爹一取、再一細觀、好傢伙、夾卵了。

なんと観音さまの首すじに刀の傷跡があり、今にも首が落ちそうになっていたのでした。
菩薩的顜頸上面出現了刀痕、看到看到就要斷了、就只剩一絲絲還連到的。

「やはり、観音さまが私の身替りになってくださったのか」
原來如此、是自己親爹捨命幫自己護到的啊。

和尚は深く頭を下げ、それを見ていた山賊の夫婦は心から改心して、それからは仏につかえて一生をすごしたのです。
和尚跟到幾個揖一作、土匪雖講也是亡命客、不過看到別個真有神仙保、也是不吃這條眼前虧、這次的臘肉就不曬了、而且畢竟是親眼見證了奇蹟、也是賴到和尚口口一個大師要跟別個混了。

今でも滝沢寺には、その土仏観音がまつられているということです。
之後幾人的發展也是不曉得怎麼樣了的、不過到了今日、這當初的那個泥小人、還是到滝沢寺裡面供到的、人就喊土佛觀音。

おしまい
结束

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