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第 52話
(日本民間故事 052)
空飛ぶ人間 (健全普通話版)
空中飛人
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、北海道の函館(はこだて)にある山のふもとに、大きな草原がひろがっていました。
在很久很久以前、於北海道函館的某處山腳、這呢、就有著一片寬廣的大草原呢。
春になって雪がなくなると、この草原にはたくさんの女の人や子どもたちがやってきて、草をつみながら持ってきた料理を食べて、一日を楽しくすごしていくのです。
春天到來、積雪消融、就這個大草原呢、它會過來光臨大量的女性以及小孩子們、大家採摘這春天的新鮮野菜以及野花、還有露營野餐啥的、總之就是開心快樂一整天。
ある年の日のこと、大きな屋敷にやとわれている男が、同じ屋敷につとめている女中(じょちゅう)や子どもたちを七、八人をつれて、草原にある藤巻石(ぶじまさいし)という大岩のところへ草つみにでかけました。
就說說有一個年頭、一個在大戶老爺家中幹活的男子、加上他自己、一共七七八八一些的在老爺家中幹活的婢女們、還有小孩子、他們也過來摘野花野菜咯、地點呢、是靠近著一塊叫做藤卷石大岩石的地方。
お昼ごはんを食べて薬になる野草があるところへいこうとすると、むこうの岩の上に、一人の男が立っているのが見えました。
大夥吃完了午餐、這就想說去收集收集找找藥草、可等到了地方之後吧、竟見前面的岩石之上是站有了一位男子呢。
大男で、背たけは二メートルほどもあります。
這傢伙可是不一般、人家高高的、都有二米。
子どもたちが見つめていると、男は岩の上からとびあがって、空中へうきあがったのです。
孩子們這就直勾勾看向這個傢伙呀、哪知道他在岩石上面一跳、接下來呀、就是浮在了這空中起來。
それから両手を鳥の羽のようにゆっくり上下に動かしながら、山をこえて飛んでいきました。
那兩隻手也就跟個翅膀似的做起來擺呀擺的手勢、上上下下的、最後呀、人家竟然是朝著大山的方向飛去了。
「・・・・・・」
……………
みんなはあっけにとられて、しばらく口もきけません。
大家看到了這一幕後、是人全給驚住了呀、半天愣在了原地不知道要說個啥才好。
そして急におそろしくなって、そのまま屋敷へ逃げ帰りました。
等人再反應過來的時候、那就是後怕了個不行、連忙的打道回府、趕快開溜回家了、離開這個是非之地。
その後、子どもたちばかりか大人まで、空を飛ぶ男を見た全員が高熱を出して、二日ほど寝こんでしまったという事です。
這事呢、後日談是這麼個發展、不光是去了這一趟的小孩子們、就連是所有的大人、也都是在看到了那個會飛男子之後全體身體不適發起了高燒、一隊人回來後、竟然就是全部陸續昏迷差不多等到了兩天之後才醒呢。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
空飛ぶ人間
鳥人
むかしむかし、北海道の函館(はこだて)にある山のふもとに、大きな草原がひろがっていました。
到好久以前這北海道函館的一處山踋、這下面就是一塊大平原。
春になって雪がなくなると、この草原にはたくさんの女の人や子どもたちがやってきて、草をつみながら持ってきた料理を食べて、一日を楽しくすごしていくのです。
春天來了溶了雪、這地方生出青草、來這地方野營遊玩的人就一下好多。
ある年の日のこと、大きな屋敷にやとわれている男が、同じ屋敷につとめている女中(じょちゅう)や子どもたちを七、八人をつれて、草原にある藤巻石(ぶじまさいし)という大岩のところへ草つみにでかけました。
也是講有年到地主屋打工的一男一女、兩夥計一起又領到有七八個小卵日一起到這裡割點豬草牛草。
お昼ごはんを食べて薬になる野草があるところへいこうとすると、むこうの岩の上に、一人の男が立っているのが見えました。
事情搞完坐下來歇一陣吃餐中飯、完事又想去摘點草藥帶回去、到地、看到前面一條嵒頭上面一條人站到的。
大男で、背たけは二メートルほどもあります。
這男的怎麼得有二米那麼高哦?
子どもたちが見つめていると、男は岩の上からとびあがって、空中へうきあがったのです。
幾條小卵日就都看到這嵒頭上面的人、別個是發現了還是甚麼了、直接當到人小屁股面前起飛了、是飛天上去了。
それから両手を鳥の羽のようにゆっくり上下に動かしながら、山をこえて飛んでいきました。
兩個手就像翅膀一扇一扇的往山上去了。
「・・・・・・」
みんなはあっけにとられて、しばらく口もきけません。
所有看到的人這就都獃了、半天講不出一句話。
そして急におそろしくなって、そのまま屋敷へ逃げ帰りました。
等一下回過來了神開始後怕、馬上提到草跑了。
その後、子どもたちばかりか大人まで、空を飛ぶ男を見た全員が高熱を出して、二日ほど寝こんでしまったという事です。
這就到屋、只要是看到過那條鳥人的傢伙都像是中了邪、全部發了高燒、到床上過昏了兩天才醒。
おしまい
结束
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