福娘童話集 > 日本民間故事 > 061-090
第 72話
(日本民間故事 072)
仙人の碁(ご) (健全普通話版)
仙人的棋局
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、ある木こりが高野山(こうやさん)へ木を切りに行きました。
在很久很久以前、有一位伐木工人就來到這高野山裡頭砍樹。
頂上近くまでくると、見たこともないじいさんが二人で碁をうっています。
等自己是到了處離山頂邊不遠的地方、竟是驚見了兩位自己從來都沒有見過的老者在那裡下著圍棋呢。
(こんな山奥で碁をうつとは、変なじいさんたちだな)
(有甚麼雅興竟然是要來到這深山老林裡下圍棋、真是奇怪的老頭呀)
そう思いながらも、碁盤をのぞいていると、これがなかなか面白い勝負です。
伐木工人雖然是這樣想、但當自己瞄上了一眼棋局之後、發現這不還下的蠻有意思的嗎。
碁の好きな木こりは、つい仕事の事も忘れて、その場に座り込んでしまいました。
畢竟伐木工人自己也喜歡下棋、看著看著等自己都入了迷、是連工作啥的都給自己是忘記咯、乾脆就坐人家邊上眼睛就是直勾勾的看。
さて、どれくらい時間がたったのか、突然つえにしていたオノの柄が、ポキリと折れました。
也就不知道是看了個多久、總之就是一下子呀、自己拿著砍樹斧頭的那個手柄、它猛然一下是斷裂了。
見てみるとオノの柄は腐っていて、着物はボロボロになっています。
為甚麼會斷呀、因為一看是這斧頭柄子它都像根爛木頭一樣的是腐朽了呀、然後伐木工人的衣服也是老舊的是破破爛爛了起來。
(これは変だぞ)
(這都是甚麼奇怪的事情呀)
不思議に思い、木こりはすぐに家へ引き返しました。
伐木工感覺就很莫名的不可思議呀、連忙的趕回了自己家中。
ところが、家に帰ってびっくり。
可就是自己這回家一趟呀、又是自己是給嚇了一跳。
家にはたくさんの人が集まって、お経をとなえているのです。
要說為何、是因為此時自己的家中已經是聚集了大量大量的人、還有正在唸著經超度的和尚呢。
入り口にいた人に聞いてみると、
問上一問、聽到門口的人說呀。
「ここの主人が三年前に山で死んで、今日はその命日なんですよ」
就這戶人家的主人他呀、三年之前是於山中喪生、今天的這場法事正是禱告人家的一個忌日呀。
と、いうではありませんか。
這話說的讓人聽著一驚。
木こりはびっくりして、
伐木工只能說現在是人麻啦。
「わしがこの家の主人です。朝に仕事に出かけ、今、帰ってきたところなんです。死んでなんかいません」
可我就是這戶人家的主人呀、就早上出去辦了一趟事、怎麼這一回來我自己是莫名其妙給死了呀、不可能這絕不可能、我還在這呢、沒有死。
と、いうと、今度はその人がびっくりして、顔をじろじろながめながら、
這樣的話一給人是說出口呀、這回吃驚的那就是人家了、眼睛直勾勾的是盯住了伐木工人移不開了。
「あんたは、顔中がひげだらけなので、どこのだれだかさっぱりわからない」
喂喂喂、你這個人、滿臉大鬍子都不刮的、你到底是誰呀。
と、言うのです。
反問到。
木こりが顔に手をあててみると、なるほど、ひげもじゃになっています。
這時的伐木工開始試著用手撫摸了一下自己的臉龐、天啦、自己這不就是真的長起了長長的鬍鬚嗎。
そこで急いでひげをそり落し、やっとのことで、この家の主人とわかってもらいました。
趕緊的把自己的那些個長長鬍鬚一刮呀、終於、大家知道咯、眼前此人正就是這個家的家主本人呀。
この木こりはなんと三年もの間、山で碁をうつのをながめていたわけです。
怎麼說、原來就是這個伐木工人、看人家下棋、看著看著沒想到時間已經是恍惚過去了三年之久、真的就是看了人下棋三年。
また、碁をうっていたじいさんたちは、仙人だったといわれています。
想當然的、就是當初那下棋的那兩個老人、想必也定就是那傳聞之中的神仙呀。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
仙人の碁(ご)
時間旅行
むかしむかし、ある木こりが高野山(こうやさん)へ木を切りに行きました。
到好久以前這就一條農民提到斧頭上高野山砍柴。
頂上近くまでくると、見たこともないじいさんが二人で碁をうっています。
砍到砍到都要上到山頂了、這時農民幫兩條下棋的老家夥過看到了。
(こんな山奥で碁をうつとは、変なじいさんたちだな)
還有人到這地方擺桌啊、真是甚麼神仙兒都有啊。
そう思いながらも、碁盤をのぞいていると、これがなかなか面白い勝負です。
農民也過去看兩眼下得怎麼樣啦、農民也懂棋、這一看幫自己還看進去的。
碁の好きな木こりは、つい仕事の事も忘れて、その場に座り込んでしまいました。
這就農民柴也先不去砍了、到這裡歇一陣看他們下下棋。
さて、どれくらい時間がたったのか、突然つえにしていたオノの柄が、ポキリと折れました。
等到覺得差不多了、農民提到斧頭準備繼續開工、一握、把子斷了。
見てみるとオノの柄は腐っていて、着物はボロボロになっています。
(これは変だぞ)
農民就想這甚麼鬼哦、對到自己斧頭一認、是木頭把子已經被蟲蛀空、變成跟燒完的碳一樣、隨便這一下又瞄到了自己衣服、這衣服怎麼也開始破破爛爛了啦?
不思議に思い、木こりはすぐに家へ引き返しました。
農民見了鬼、上次山斷把斧頭毀身紗、先回去啦。
ところが、家に帰ってびっくり。
一回去更驚的事還有。
家にはたくさんの人が集まって、お経をとなえているのです。
入り口にいた人に聞いてみると、
屋裡不曉得為甚麼人滿了、像是死人樣的還有和尚到唸經超度。
問門口站到的傢伙裡面搞甚麼。
「ここの主人が三年前に山で死んで、今日はその命日なんですよ」
と、いうではありませんか。
人講這屋主人死了、今天是他第三年的忌日、裡面到辦法會。
木こりはびっくりして、
農民還到想自己屋是哪個死了?
「わしがこの家の主人です。朝に仕事に出かけ、今、帰ってきたところなんです。死んでなんかいません」
他講是主人、這屋子家主不就我一個啊、還能有其他了人去?我就早上去山上砍個柴、這晚上回來人還能死了去?
と、いうと、今度はその人がびっくりして、顔をじろじろながめながら、
「あんたは、顔中がひげだらけなので、どこのだれだかさっぱりわからない」
と、言うのです。
這話一講反到是幫別個一驚、講自己都㫘認出來你啊、你看你嘴巴上了、鬍子是都滿了。
木こりが顔に手をあててみると、なるほど、ひげもじゃになっています。
農民一摸、還真是、差不多就是一嘴毛。
そこで急いでひげをそり落し、やっとのことで、この家の主人とわかってもらいました。
回到屋裡幫鬍子一剃、這次終於讓別個看清白了。
この木こりはなんと三年もの間、山で碁をうつのをながめていたわけです。
那這事究竟是怎麼回事啦?其實是農民到山上看二條老杆子下棋下了三年、這期間連他自己都不曉得、以為只是幾分鐘。
また、碁をうっていたじいさんたちは、仙人だったといわれています。
還有這下棋的兩條老家夥、實際上講他們是兩條仙人啦、怪不得就造了這麼個奇遇。
おしまい
结束
(回到上一页)
|